マインツとフランクフルトが対戦した [写真]=Getty Images
ブンデスリーガ第15節が13日に行われ、マインツとフランクフルトが対戦した。フランクフルトのMF長谷部誠はメンバーから外れ、MF鎌田大地は中盤でフル出場した。
フランクフルトはボールを握る展開となるが、マインツのハイプレスに苦しみ決定機を生み出すには至らない。こう着状態が続くなか、試合の均衡が破れたのは41分、マインツが先制する。コーナーキックの流れから畳み掛けるようにシュートを連発。最初の2本は相手GKケヴィン・トラップの好セーブに遭ったが、最後は混戦のなかでヨナタン・ブルカルトが押し込んだ。前半はマインツの1点リードで折り返す。
フランクフルトは67分に試合を振り出しに戻す。縦パスを敵陣中央で受けたマリオ・ゲッツェは、ワンタッチで絶妙の縦パスを前方に供給。抜け出したランダル・コロ・ムアニは相手DFとGKに寄せられながら、軽やかな身のこなしで2人をかわし、無人のゴールへと流し込んだ。
フランクフルトはその後、5年ぶりの代表復帰を果たしたゲッツェがナツメグや遠距離からのシュートトライなど好調ぶりをうかがわせるプレーを連発したが、いずれも得点には結び付かない。ともに勝ち越し点を奪えずに試合は終了し、勝ち点「1」ずつを分けあった。マインツの連敗は「3」で止まり、フランクフルトの連勝は「2」で止まった。
次節はFIFAワールドカップカタール2022の中断明けの2023年1月21日に行われる。マインツはMF遠藤航とDF伊藤洋輝が所属するシュトゥットガルト、フランクフルトはDF吉田麻也が所属するシャルケと対戦する。なお、フランクフルトはまもなく来日し、16日に浦和レッズ、19日にガンバ大阪と対戦する。
By サッカーキング編集部
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