遠藤航はボランチでフル出場 [写真]=Getty Images
ブンデスリーガ第13節が4日に行われ、DF板倉滉が所属するボルシアMGと、MF遠藤航とDF伊藤洋輝が所属するシュトゥットガルトが対戦した。遠藤はボランチでフル出場を果たした一方、板倉は引き続き負傷欠場し、伊藤は試合前に病気による欠場が発表された。
10月は公式戦6試合で4敗と調子を落とすボルシアMGと、開幕から不調が続いたものの、10月の指揮官交代を機に直近の公式戦4試合で3勝と復調の兆しを見せるシュトゥットガルトの対戦。試合は開始4分、ボルシアMGはヨナス・ホフマンがクロスにジャンピングボレーで合わせ、幸先よく先制する。さらに25分には、GKから展開された華麗なビルドアップから、最後はマルクス・テュラムが左足で流し込んでリードを広げる。
2点を失ったシュトゥットガルトは35分、ボックス内でボールを受けたティアゴ・トマスが華麗な反転でマークを剥がしてそのままシュート。右足で空いたコースを確実に射抜き、1点を返す。試合は2-1のまま前半を折り返す。
後半はスコアが動かないまま終盤へと入ると、追いつきたいシュトゥットガルトは83分、右サイドからのクロスにセール・ギラシが飛び込む。しかしゴール前で合わせたボールはGKのファインセーブにあい、同点とはならない。すると耐えたボルシアMGは90+5分、カウンターから持ち上がったパトリック・ヘアマンが勝利を決定づける追加点を奪い、勝ち点3を手繰り寄せた。
試合はこのまま終了。公式戦5試合ぶりの勝利となったボルシアMGは、暫定でリーグ7位に浮上。一方のシュトゥットガルトは連勝ならず、15位にとどまっている。
次節、ボルシアMGは8日に敵地でFW浅野拓磨の所属するボーフムと、シュトゥットガルトは同日にホームでヘルタと対戦する。
【得点者】
1-0 4分 ヨナス・ホフマン(ボルシアMG)
2-0 25分 マルクス・テュラム(ボルシアMG)
2-1 35分 ティアゴ・トマス(シュトゥットガルト)
3-1 90+5分 パトリック・ヘアマン(ボルシアMG)
By サッカーキング編集部
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