サミ・ケディラ氏(左)とラーム氏(右) [写真]=Getty Images
日本代表MF遠藤航と同DF伊藤洋輝が所属するシュトゥットガルトは、元ドイツ代表MFサミ・ケディラ氏と元ドイツ代表DFフィリップ・ラーム氏がアドバイザーに就任することを発表した。
現在35歳のケディラ氏は、1995年にシュトゥットガルトの下部組織に入団。2006年10月にトップチームデビューを果たし、公式戦通算132試合に出場した。その後はレアル・マドリードやユヴェントスでもプレーし、2021年夏にヘルタ・ベルリンで現役を引退した。
現在38歳のラーム氏はバイエルンの下部組織出身。2003年夏から2年間シュトゥットガルトに期限付き移籍し、公式戦通算71試合に出場した。その後は2017夏に引退するまでバイエルン一筋でプレー。113試合に出場したドイツ代表では、ケディラ氏とともにFIFAワールドカップブラジル2014の優勝メンバーとなった。
また、元ドイツ代表MFクリスティアン・ゲントナーも2023年1月からフロントとしてシュトゥットガルトに復帰することが決まった。シュトゥットガルトの下部組織育ちの37歳は、2019年夏にウニオン・ベルリンへ移籍するまで、公式戦通算373試合に出場。現在はスイスのルツェルンでプレーしており、今年限りで現役生活にピリオドを打つことになる。
ラーム氏は就任に際し、「シュトゥットガルトは私に最高レベルの“足場”を築く機会を与えてくれた。それは、他の場所で成功を収めるために重要なことだった。この経験を今度はシュトゥットガルトで共有したいと思う。クラブで責任を持つというのは、私にとって新しい経験となる。とても楽しみだ」とコメントしている。
By サッカーキング編集部
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