バイエルンがヴォルフスブルクに勝利 [写真]=Getty Images
ブンデスリーガ第2節が14日に行われ、バイエルンとヴォルフスブルクが対戦した。
5日に行われたフランクフルトとのオープニングマッチを6-1で制し、ブンデスリーガ11連覇に向けて最高のスタートを切ったバイエルン。この日のスターティングメンバーには、開幕戦と同じ11名が並ぶことに。サディオ・マネ、ジョシュア・キミッヒ、トーマス・ミュラーら主力がスタメン入りした。一方、開幕戦のブレーメン戦を2-2の引き分けで終えていたヴォルフスブルクは、先発を1名変更。ヨシップ・ブレカロに代わってジョシュア・ギラボギが入っている。
試合の入り方が良かったのはヴォルフスブルク。4分にはルーカス・ヌメチャの落としを受けたマティアス・スバンベリがファーサイドへのクロスボールを供給し、最後はパトリック・ヴィマーがヘディングシュート。この一撃はポストに嫌われた。
その後はバイエルンが徐々に試合の主導権を握ると、19分にビッグチャンス。バイタルエリアでボールを受けたミュラーが右に展開し、走り込んできたセルジュ・ニャブリが低いクロスボールを送る。最後はフリーになっていたマネが押し込んだ。しかし、VARの結果オフサイドが確認され、得点は認められない。
均衡が破れたのは33分。アルフォンソ・デイヴィスが粘って前を向き、斜めの位置にいたミュラーへ。ミュラーはワントラップからジャマル・ムシアラに付けると、ムシアラは相手選手を背負いながら前を向き、右足で強烈なフィニッシュ。狙い澄ました一撃がネットを揺らし、バイエルンが先手を取った。
勢いに乗ったバイエルンは44分、左サイドを駆け上がったA・デイヴィスがマイナスへ折り返すと、ジョシュア・キミッヒが左足で合わせる。ミュラーがシュートコースを変えるとGKは反応できず、バイエルンが追加点を記録した。前半はこのままバイエルンの1点リードで終了する。
57分には途中出場のレロイ・サネがゴールに迫る。ベンジャマン・パヴァールが右に広げると、サネがドリブルを開始。ムシアラとのワンツーでペナルティエリアに侵入し、左足を振り抜く。シュートは相手DFに当たってコースが変わったものの、GKクーン・カステールスに阻まれて追加点とはならなかった。
72分には再びバイエルンがネットを揺らす。右コーナーキックからペナルティエリア外でフリーになっていたサネに送ると、ダイレクトでのボレーを選択。ワンバウンドして背後に抜けたボールをミュラーが頭で繋ぐと、最後はマネがヘディングシュートを叩き込んだ。しかし、再びVARの結果オフサイドが確認され、バイエルンのリードは2点のままに。
試合はこのままタイムアップ。バイエルンがホーム開幕戦でヴォルフスブルクを下し、開幕から2連勝を飾っている。
次節、バイエルンは21日に敵地で浅野拓磨が所属しているボーフムと対戦する。一方、ヴォルフスブルクは20日に吉田麻也が在籍するシャルケをホームに迎える予定だ。
【得点者】
1-0 33分 ジャマル・ムシアラ(バイエルン)
2-0 44分 トーマス・ミュラー(バイエルン)
【スターティングメンバー】
バイエルン(4-4-2)
GK:ノイアー
DF:パヴァール、ウパメカノ、L・エルナンデス、A・デイヴィス
MF:ザビツァー、キミッヒ、ミュラー、ムシアラ(83分 フラーフェンベルフ)
FW:マネ(80分 テル)、ニャブリ(46分 サネ)
ヴォルフスブルク(4-1-4-1)
GK:カステールス
DF:バク、ボルナウ、ラクロワ、ファン・デ・フェン
MF:ギラヴォギ、スバンベリ(61分 F・ヌメチャ)、アルノルト(83分 ヴランクス)、ヴィマー(46分 クルーゼ)、マーモウシュ(68分 ヴァルトシュミット)
FW:L・ヌメチャ(83分 ブレカロ)
By サッカーキング編集部
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