精巣腫瘍が判明したハラー [写真]=picture alliance via Getty Images
ドルトムントは30日、コートジボワール代表FWセバスティアン・ハラーの健康状態についてクラブ公式サイトで発表した。
今夏にアヤックスからの完全移籍でドルトムントに加入したハラーは、今月18日に精巣腫瘍が判明していた。今回の発表によると、組織学的な所見は「精巣の悪性腫瘍」であり、同選手は化学療法を受ける必要があるという。これにより、数カ月間の欠場が見込まれている。
ドルトムントのセバスティアン・ケールSD(スポーツ・ディレクター)は、「セバスティアンはこれから最高の治療を受けることになります。回復する可能性は非常に高いです。我々は、彼と彼の家族が多くの強さと楽観性を持ち、この困難な時期に彼のことを思っていることを祈っています」とクラブ公式サイトを通じてコメントした。
なお、ドルトムントは「セバスティアン・ハラーの治療に関する医学的な詳細については、本日および今後数カ月間、上記の情報以外に一切開示しないこと」も発表している。
現在28歳のハラーはオセールでプロキャリアをスタートさせ、ユトレヒトやフランクフルト、ウェストハムでもプレー。アヤックスでプレーした2021-22シーズンは公式戦42試合出場で34ゴール9アシストを記録し、エールディヴィジ得点王に輝いた。今夏に最大3450万ユーロ(約48億円)の移籍金でドルトムントに完全移籍した。
By サッカーキング編集部
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