22-23シーズン限りでの現役引退を表明したK・P・ボアテング [写真]=Getty Images
ヘルタ・ベルリンに所属する元ガーナ代表FWケヴィン・プリンス・ボアテングが、2022-23シーズン後の現役引退の意向を表明した。28日、ドイツメディア「スカイスポーツ」がコメントを伝えている。
現在35歳のK・P・ボアテングはヘルタ・ベルリンの下部組織出身で2005-06シーズンに同クラブのトップチームデビューを飾った。これまでにトッテナムやミラン、シャルケ、フランクフルト、サッスオーロ、バルセロナ、フィオレンティーナ、ベシクタシュなど欧州各国のクラブを渡り歩き、2021年7月にヘルタ・ベルリンに復帰。2021-22シーズンは公式戦21試合に出場した。ガーナ代表としても15試合に出場し2得点を記録、2度のワールドカップ(2010年、2014年)出場を経験している。
先日、ヘルタ・ベルリンとの契約を2023年6月まで1年間延長することが発表されたK・P・ボアテング。トレーニングキャンプ中の取材に対し、次のように語り、2022-23シーズン後の現役引退の意向を明らかにしたという。
「2022-23シーズンが現役プロサッカー選手としての最後のシーズンになるだろう。どうなっても変わらないと思う。もし仮にチャンピオンズリーグ(CL)で戦うことになったとしても、これが僕の最後のシーズンになるだろう」
また、ヘルタ・ベルリンとの契約を1年間延長したことについて問われたK・P・ボアテングは、「21-22シーズンはあまりにも激動のシーズンだった。多くのアクションとネガティブなことがあった。このままで終わることはできないと思った」と契約延長の理由を語っている。
現役生活最後の1年を迎えることになったK・P・ボアテング。自身のチーム内での役割については、「若手の手助けをすること。そこにいること。そして若手の見本になることだ」とコメントした。現役生活を締めくくる22-23シーズンで、K・P・ボアテングはどのようなプレーを見せるのだろうか。
By サッカーキング編集部
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