バイエルンとの契約延長が発表されたノイアー [写真]=Getty Images
バイエルンは23日、ドイツ代表GKマヌエル・ノイアーとの契約を2024年まで延長することをクラブ公式サイトで発表した。
現在36歳のノイアーは、シャルケの下部組織出身。2006年にトップチームでデビューを飾ると瞬く間に正GKに定着。その後2011年にバイエルンに移籍すると、以降チームの絶対的守護神としてここまで公式戦通算472試合に出場。2017年からはチームのキャプテンを務め、バイエルンのブンデス・リーガ10連覇や2度のチャンピオンズリーグ(CL)制覇などに大きく貢献している。2009年にデビューしたドイツ代表としてもここまで通算109試合に出場し、「2014 FIFA ワールドカップ ブラジル」を制覇するなど、クラブ、代表問わず圧倒的な実績を誇っている。
そんなノイアーがこの度、2023年6月まで結ばれていたバイエルンとの契約を2024年6月まで延長することが発表された。発表に際し、クラブのCEO(最高経営責任者)を務めるオリバー・カーン氏は「彼は世界最高のGKであり、長年にわたり一貫して世界レベルのパフォーマンスを見せてきた。契約を延長することができて非常に嬉しい」と、喜びのコメントを発表している。クラブのスポーツ・ディレクター(SD)を務めるハサン・サリハミジッチ氏も「彼はピッチ内外で私たちを支えてくれる偉大な存在だ。これからも私たちの目標達成のために重要な役割を担ってくれるだろう」と綴っている。
また、ノイアー本人もクラブ公式サイトを通じて以下のようなコメントを発表している。
「バイエルンでの道が続いていることをとてもうれしく思っている。すべてのタイトルを狙えるような、非常に強力なチームがまたできるだろう。GKとして、キャプテンとして、そして主役として、大きな目標を達成していきたい。優勝記録を伸ばし、DFBカップやCLで上位に食い込みたい」
衰えることを知らない36歳の”世界最高”GKのブンデスリーガ王者での挑戦は、まだまだ続くこととなった。今後の活躍にも期待が集まる。
By サッカーキング編集部
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