最終節での逆転残留に貢献したカライジッチ [写真]=Getty Images
シュトゥットガルトに所属するオーストリア代表FWサーシャ・カライジッチの獲得に、ベンフィカをはじめとする複数のクラブが関心を示しているようだ。16日にイギリスメディア『アスレティック』が報じた。
現在24歳のカライジッチは、身長2メートルの大型FW。2019年にアドミラ(オーストリア)からシュトゥットガルトに加入し、2020-21シーズンはブンデスリーガで16ゴールを記録した。今シーズンは肩の負傷により前半戦のほとんどを欠場したが、後半戦はリーグ戦15試合で6ゴールを記録。14日に行われた最終節のケルン戦では先制点を挙げ、チームの逆転残留に貢献した。
カライジッチの現行契約は2023年6月30日まで。シュトゥットガルトは契約延長を望んでいるが、売却を決めた場合は移籍金2500万ユーロ(約34億円)を要求することが予想されている。
報道によると、バイエルンやドルトムントがシュトゥットガルトへの問い合わせを行なっており、ブライトンやサウサンプトンといったプレミアリーグのクラブもカライジッチに注目している模様。また、ベンフィカも同選手の獲得を「強く検討」しているという。
ベンフィカでは、今季の公式戦戦で41試合34得点を記録したウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスの移籍が確実視されている。来季からドイツ人指揮官ロガー・シュミット氏が監督に就任することもあり、ブンデスリーガで結果を残したカライジッチに白羽の矢が立っているようだ。
By サッカーキング編集部
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