ドルトムントがヴィツェルの今季初ゴールで勝利 [写真]=Getty Images
ブンデスリーガ第25節の延期分が16日に行われ、マインツとドルトムントが対戦した。
ドルトムントは20分、ようやく最初のシュートを放つ。ジュード・ベリンガムが右サイドからカットインして左足でゴールを狙うが、相手DFが体を張ってこれを防ぐ。22分にはトルガン・アザールが左サイドの深い位置からシュートを放つもこれはGKにセーブされる。
一方のマインツはその後シュートチャンスを増やす。44分にはエリア付近でフリーキックを獲得すると、ケルヴィン・シュテーガーが左足で直接狙う。このシュートはわずかにゴールの右に外れ両チーム無得点のままハーフタイムに突入した。
マインツは50分、アントン・シュタハがエリア付近から際どいミドルシュートを放つ。しかし惜しくも枠を捕えられず。ホームチームの先生とはならない。
さらにマインツは60分、シルヴァン・ヴィドマーが右サイドの角度が浅い位置から鋭いシュート。しかしこれもドルトムントのGKグレゴール・コベルのセーブに阻まれる。
ドルトムントは65分、ドニエル・マレンが久々の決定機を迎えるが、シュートはミートせず、決めきることができない。さらに68分、途中出場のアーリング・ハーランドがバウンドしたボールに上手く合わせてボレーシュートで狙う。これは枠を捕えたがマインツのGKロビン・ゼントナーも負けじと弾き出す。
徐々に攻勢を強めるドルトムントは74分にフリーキックのチャンスを迎えるが、アザールの直接狙ったシュートはわずかにバーの上に外れた。
すると87分、ドルトムントは再びフリーキックを獲得。ジョバンニ・レイナが優しく入れたボールにアクセル・ヴィツェルが合わせ、貴重な先制ゴールを挙げた。この得点はヴィツェルは今季初ゴールとなり、リーグ戦では実に2シーズンぶりのゴールとなった。
そのまま試合は終了し、終盤の先制弾で試合をモノにしたドルトムントは勝ち点を56に伸ばした。ドルトムントは首位との差を4に縮め、直近2試合で引き分けているバイエルンにプレッシャーをかけることとなった。
【得点者】
0-1 87分 アクセル・ヴィツェル(ドルトムント)
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト