パーダーボルンとデュッセルドルフが対戦した [写真]=picture alliance via Getty Images
ブンデスリーガ2部第26節が12日に行われ、パーダーボルンとデュッセルドルフが対戦した。
デュッセルドルフではダニエル・ティウネ監督ら複数スタッフや14選手が新型コロナウイルス陽性となり、ドイツサッカーリーグ機構(DFL)に対して試合の延期を求めていた。しかし、申請は却下されて試合開催が決定。緊急事態を受け、デュッセルドルフⅡ(U-23チーム)のDF内野貴史が先発でトップチームデビューを飾ることになった。また、デュッセルドルフの日本代表MF田中碧、U-21ドイツ代表MFアペルカンプ真大もスタメンに名を連ねた。
一進一退の攻防が続くなか、パーダーボルンは38分にPKを獲得。フェリックス・プラッテがキッカーを務めたが、シュートを相手GKフロリアン・カステンマイアーに止められると、詰めた味方もシュートに持ち込めず、得点には至らなかった。
43分、デュッセルドルフが左コーナーキックから先制する。キッカーのハリド・ナライが大外にインスイングのボールを供給し、ティム・ケーターがダイレクトで合わせる。これはポストを叩いたが、こぼれ球をフロリアン・ハーテルツが押し込んだ。
しかし、後半アディショナルタイム3分、パーダーボルンがセットプレーの流れから追いつく。その2分後にもパーダーボルンがネットを揺らすが、これは直前にファウルがあったとして得点は認められなかった。
試合はこのまま終了し、両者勝ち点「1」を分け合う結果に終わった。キャプテンマークを巻いて出場したアペルカンプは85分までプレー。内野は途中足をつりながらも最後まで戦い抜き、田中もフル出場した。5戦無敗となったデュッセルドルフは次節、19日にホームでハンブルガーSVと対戦する。
【得点者】
0-1 43分 フロリアン・ハーテルツ(デュッセルドルフ)
1-1 90+3分 ロン・シャレンベルク(パーダーボルン)
By サッカーキング編集部
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