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元ドイツ代表MFハントが現役引退…ブレーメンやハンブルガーなどで活躍

2022.02.23

昨季までHSVでプレーしていたハントが現役引退 [写真]=Getty Images

 元ドイツ代表MFアーロン・ハントが、現役を引退した。22日にドイツメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 現在35歳のハントはドイツ人の父とイギリス人の母の間に生まれ、2001年にブレーメンの下部組織に入団。2004年8月にトップチームデビューを飾り、2005年2月にクラブ史上最年少記録の18歳5カ月と8日で初得点を挙げた。

 ブレーメンでは公式戦通算286試合に出場し、51ゴール51アシストを記録。2008-09シーズンにはDFBポカールを制し、UEFAカップ(現ヨーロッパリーグ)準優勝も果たした。

 2014年夏にブレーメンからヴォルフスブルクへと移籍し、同クラブで自身2度目のDFBポカール制覇を経験。翌年夏に移籍したハンブルガーSVでも主力として活躍し、公式戦通算153試合の出場で26ゴール18アシストを記録した。同クラブではDF酒井高徳(現ヴィッセル神戸)やMF伊藤達哉(現マクデブルク)とともにプレーした。

 昨シーズンまでハンブルガーSVでプレーしていたが、昨年夏に退団して以降は無所属が続いていたハント。ドイツ紙『ビルト』に対し、スパイクを脱ぐ理由について語っている。

「夏以降、何度か契約するチャンスはあったんだ。でも、結局はうまくいかなかった。あと半年待っても意味がない。僕は長く、美しいキャリアを歩んでいた。そして35歳はサッカーをやめてもいい年齢なんだ」

 2009年11月にデビューを果たしたドイツ代表では、通算3試合に出場したハント。自身のキャリアを振り返っては次のようにコメントしている。

「シャフタールと対戦した(2008-09シーズンの)UEFAカップ決勝、チャンピオンズリーグでレアル・マドリード相手に挙げたゴール(2007年11月28日)などの記憶は、今でも鮮明に覚えているんだ」

「(2018年にハンブルガーでブンデスリーガ2部に降格したことは)今でもつらいよ。チームとともに1部復帰を果たせなかったこともね」

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