ボーフムに加入したロカディア [写真]=Getty Images
FW浅野拓磨が所属するボーフムは、ブライトンから元オランダ代表FWユルゲン・ロカディアを完全移籍で獲得した。
ロカディアは移籍金の発生しないフリートランスファーで加入する。契約期間は今シーズン終了までの半年間となり、背番号は「19」に決定した。
Jürgen #Locadia wechselt ablösefrei von @OfficialBHAFC nach #Bochum und erhält einen Vertrag bis zum kommenden Sommer! Der Niederländer trägt ab sofort die Nummer 19!👏
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— VfL Bochum 1848 (@VfLBochum1848eV) January 6, 2022
現在28歳のロカディアはPSVの下部組織出身で、2012年にトップチーム昇格。2014-15シーズンと15-16シーズンのエールディヴィジ連覇に貢献し、チャンピオンズリーグでの出場経験もある。
オランダ代表では世代別の各カテゴリーで活躍。Aキャップはないが、2017年10月に1度だけフル代表に招集された。
同選手は2018年1月、ブライトンの当時のクラブ史上最高額となる移籍金で完全移籍したが、プレミアリーグでは期待外れの結果に終わった。2019-20シーズン後半はホッフェンハイムへと期限付き移籍し、ブンデスリーガで11試合4得点を記録した。2020年2月からはシンシナティ(MLS)への期限付き移籍も経験。今季よりブライトンに復帰したが、ここまで公式戦3試合の出場にとどまっていた。
ロカディアは加入に際し、ボーフムのクラブ公式サイトを通じてコメント。「移籍がうまくいってよかった。これからのチャレンジを楽しみにしている。チームに興味があるし、またブンデスリーガでプレーできることを楽しみにしている。最近はほとんどプレーできなかったので、ボーフムでそれが変わることを当然期待している」と意気込みを示した。
また、ボーフムのスポーツ・マネージング・ディレクターを務めるセバスチャン・シンジロルツ氏は、「このような興味深い、国際的な経験を持つ選手を迎え入れることができ、大変うれしく思います。ユルゲン・ロカディアはすでにブンデスリーガのことを知っており、彼の攻撃面での資質によって、我々を豊かにしてくれるだろう」と同選手を歓迎している。
ボーフムは昨季のブンデスリーガ2部を制して12年ぶりに1部復帰。今季は前半戦を折り返した時点で、自動降格圏の17位ビーレフェルトと勝ち点差「4」の12位につけている。
By サッカーキング編集部
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