HSV戦で2ゴールを決めた原口元気 [写真]=Getty Images
ハノーファーに所属する日本代表MF原口元気がブンデスリーガ2部第27節ハンブルガーSV(HSV)戦におけるチームのマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に輝いた。クラブ公式サイトが5日に発表した。
原口は4日に行われたHSV戦にフル出場し、ドッペルパック(1試合2ゴール)達成の活躍でチームを劇的なドローに導いた。ハノーファーはHSVをホームに迎えた一戦で3点を追いかける苦しい展開となったが、56分に原口が強烈なミドルシュートを沈めて反撃の狼煙を上げる。68分には、原口の落としを受けたDF室屋成のクロスからFWマルヴィン・ドゥクシュが追加点を挙げて1点差。すると、84分には原口がゴール前で倒れ込んだ状態ながら、こぼれ球を押し込で同点ゴールを決め、3-3の引き分けに持ち込んだ。
全3点に絡んで勝ち点1獲得に貢献した原口は、ファン投票で圧倒的な92.2パーセントを獲得し、断トツでMOMに選ばれた。今季6点目となったミドルシュートについて、本人は試合後、「約20〜25メートルぐらいの距離で、僕が得意の距離でした」と振り返り、「僕の典型的なゴールと言えると思います」とコメントしている。
また、地元メディア『SportBuzzer』は同試合の採点で、原口にチーム最高タイの「2」(最高点1、最低点6)をつける高評価。「倒れ込んだ状態での同点ゴールはセンセーショナルだった。最初は6番のポジションでプレーし、後半からは8番のポジションに変更。1-3とする素晴らしいゴールで反撃の狼煙を上げた」と記した。
ハノーファーはHSV戦で引き分けに持ち込んだものの、現在3試合連続ドローを含む5試合未勝利で9位。次戦は、8日にブンデスリーガ第25節(延期分)でヴュルツブルガー・キッカーズをホームに迎える。
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