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10人のバイエルンがシュトゥットガルトに大勝! レヴァンドフスキが前半だけでハット達成

2021.03.21

レヴァンドフスキがシュトゥットガルトの守備を蹂躙 [写真]=Getty Images

 ブンデスリーガ第26節が20日に行われ、MF遠藤航が所属するシュトゥットガルトは敵地でバイエルンと対戦した。遠藤は開幕から26試合連続の先発出場を果たし、77分でベンチに下がった。

 バイエルンは12分に退場者を出し、試合の大半を数的不利で戦うことになる。アルフォンソ・デイヴィスがボールを奪い合った際に遠藤の足首を踏んでしまうと、主審はイエローカードを提示。しかし、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)との交信後にオンフィールドレビューを行った主審は、判定を変えてデイヴィスにレッドカードを提示した。

 数的有利となったシュトゥットガルトは14分、ボルナ・ソサのアーリークロスに飛び込んだサシャ・カライジッチが頭で合わせたが、相手GKマヌエル・ノイアーに防がれてしまう。すると18分、コーナーキックの2次攻撃から10人のバイエルンが先制する。セルジュ・ニャブリが左からグラウンダーで折り返すと、DFの前に上手く体を入れたロベルト・レヴァンドフスキが押し込んだ。レヴァンドフスキはこの得点がブンデスリーガでの通算「269」点目となり、リーグの歴代単独2位に浮上した。

 バイエルンは22分にリードを広げる。中盤でボールを奪って速攻に転じると、数人がボールに関わる鮮やかなパス回しでゴール前に侵攻し、最後はレロイ・ザネのラストパスをセルジュ・ニャブリが押し込んだ。その直後の23分には、右に流れたトーマス・ミュラーのクロスをレヴァンドフスキが押し込む。

 さらに39分、バイエルンが4点目を獲得する。右サイドを突破したザネの折り返しはレオン・ゴレツカにつながらなかったが、セカンドボールを回収したレヴァンドフスキがゴール左下に流し込んだ。ハットトリックを達成したレヴァンドフスキは今季の得点数を「35」に伸ばした。

 後半はお互いに得点が生まれず、試合はバイエルンがリードを守り切ったまま終了。バイエルンはリーグ4連勝で勝ち点を「61」に伸ばし、今節勝利した2位ライプツィヒとの勝ち点差「4」を維持した。シュトゥットガルトは6試合ぶりの黒星で今季8敗目となった。次節は代表ウィーク明けに行われ、バイエルンは4月3日にライプツィヒとアウェイで、シュトゥットガルトは4月4日にFW大迫勇也が所属するブレーメンとホームで対戦する。

【スコア】
バイエルン 4-0 シュトゥットガルト

【得点者】
1-0 18分 ロベルト・レヴァンドフスキ(バイエルン
2-0 22分 セルジュ・ニャブリ(バイエルン
3-0 23分 ロベルト・レヴァンドフスキ(バイエルン
4-0 39分 ロベルト・レヴァンドフスキ(バイエルン

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