ダメ押しゴールを決めたユスファ・ムココ [写真]=Getty Images
ブンデスリーガ第25節が13日に行われ、ドルトムントとヘルタ・ベルリンが対戦した。
前節のバイエルン戦に敗れた6位ドルトムントが15位ヘルタ・ベルリンをホームに迎えた。ドルトムントはチャンピオンズリーグ(CL)出場圏内の4位フランクフルトとは勝ち点差4ポイントとなっており、下位チームとの対戦では落とせないところだ。ヘルタ・ベルリンは勝利し、残留争いを抜けたいところだ。
ドルトムントが序盤からチャンスを作る。12分、マテウ・モレイからパスを受けたマルコ・ロイスがエリア内からシュートを放つが、これは枠を越えた。さらにドルトムントは22分、ロイスのクロスからアーリング・ハーランドがヘディングで合わせるが、これも枠を捉えることはできない。
無得点で後半へ折り返したドルトムントは54分、試合を動かす。相手陣内でボールを持ったユリアン・ブラントがロイスに預け、リターンパスを受ける。約25メートルの位置からミドルシュートを放つと、これがゴールネットを揺らし、先制に成功した。
チャンスを作り出すことができないヘルタ・ベルリンは80分、ヴラディミール・ダリダが後ろからロイスに危険なタックルを見舞い、一発レッドカードで退場となる。残り時間を10人で戦わざるを得なくなった。
ドルトムントは試合終了間際の後半アディショナルタイム1分、エリア内でボールを受けた途中出場のユスファ・ムココがゴールネットを揺らし、ダメ押しゴールを決めた。試合はこのまま終了。ドルトムントがヘルタ・ベルリンに2発完封勝利で2戦ぶりの白星を挙げた。ヘルタ・ベルリンは2戦ぶりの黒星となった。
By サッカーキング編集部
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