バイエルンとケルンが対戦した [写真]=Getty Images
ブンデスリーガ第23節が27日に行われ、首位バイエルンと14位ケルンが対戦した。
4-1で勝利した23日のチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦・ファーストレグのラツィオ戦から中3日のバイエルンは、同試合からスタメンを1枚変更。すると18分、唯一のメンバー変更となったエリック・マキシム・チュポ・モティングが期待に応え、レオン・ゴレツカのクロスに頭で合わせて先制点を決める。
バイエルンは33分、敵陣でボールを奪ってショートカウンターを展開。ロベルト・レヴァンドフスキのパスを受けたゴレツカは、軽やかなタッチで相手をはがしてレヴァンドフスキに返す。エースは冷静にニアのゴール左下隅に流し込み、バイエルンが追加点を獲得した。
2点のビハインドで折り返したケルンは、49分に1点を返す。敵陣深い位置で押し込んだなかで、エリス・スキリは相手DF同士がボールを見合った隙を突いてルーズボールを回収。スキリはドリブルでエリア内の密集を突破し、最後はループシュートでネットを揺らした。
バイエルンは64分、新型コロナウイルス陽性の影響で欠場が続いていたトーマス・ミュラーが途中出場を果たす。すると65分、投入直後のミュラーが絶妙のコースに縦パスを通すと、反応したレヴァンドフスキが右足を振り抜いてネットを揺らす。リーグ戦において、ミュラーは今季11アシスト目、レヴァンドフスキは今季28点目となった。
バイエルンは82分、ハムストリングの負傷から復帰したセルジュ・ニャブリがリュカ・エルナンデスのグラウンダークロスを押し込んで4点目を獲得。86分にはゴレツカのアーリークロスに飛び込んだニャブリが頭で合わせ、ダメ押しの5点目を奪う。また、バイエルンは87分に20歳のティアゴ・ダンタスがトップチームデビューを飾った。
試合はこのまま終了し、バイエルンはリーグ戦3試合ぶりの白星で今季16勝目、ケルンはリーグ戦3連敗で今季12敗目となった。次節、バイエルンは3月6日にホームでドルトムントと、ケルンは同7日にFW大迫勇也が所属するブレーメンとホームで対戦する。
【得点者】
1-0 18分 エリック・マキシム・チュポ・モティング(バイエルン)
2-0 33分 ロベルト・レヴァンドフスキ(バイエルン)
2-1 49分 エリス・スキリ(ケルン)
3-1 65分 ロベルト・レヴァンドフスキ(バイエルン)
4-1 82分 セルジュ・ニャブリ(バイエルン)
5-1 86分 セルジュ・ニャブリ(バイエルン)
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト