ドルトムントはがブレーメンに勝利 [写真]=Getty Images
ブンデスリーガ第12節が15日に行われ、FW大迫勇也が所属するブレーメンとドルトムントが対戦した。大迫は2試合ぶりの先発出場で73分までプレーした。
ブレーメンは3連敗中で13位に沈んでおり、年内ホームラストマッチで9試合ぶりの勝ち星を目指す。一方、3試合未勝利で5位のドルトムントは、ルシアン・ファーブル前監督の解任に伴いコーチから昇格したエディン・テルジッチ新監督の初陣。先月、16歳1日でブンデスリーガ史上最年少デビューを飾ったユスファ・ムココが初のスタメン入りを果たした。
試合は12分にドルトムントが先制に成功した。ジェイドン・サンチョがジョバンニ・レイナとのワンツーでペナルティエリア右に進入してシュート。これはDFにブロックされたが、こぼれ球をラファエル・ゲレイロが押し込んで先制点を奪った。
だが、ブレーメンは28分、敵陣中央の大迫のボールカットを起点に右サイドから攻め込み、最後はケヴィン・メーヴァルトがエリア前から狙いすましたシュートをゴール右隅に沈めて同点ゴールを挙げた。
後半に入ってドルトムントはムココが51分にゴール前でマルコ・ロイスの折り返しに合わせ、63分にもゴール前でクロスを収めてチャンスを迎えたが、どちらも得点には結びつかなかった。
ドルトムントは78分、マヌエル・アカンジが相手エリア内でGKジリ・パブレンカに倒されてPKを獲得。このPKでキャプテンのロイスはゴール右隅を狙うと、GKパブレンカにセーブされたが、自らこぼれ球を押し込んで勝ち越しゴールを挙げた。
試合はこのままタイムアップを迎え、ドルトムントが4試合ぶりの勝利で、新監督の初陣を白星で飾った。敗れたブレーメンは4連敗で9試合未勝利となった。
次節、ブレーメンは19日にアウェイでマインツと、ドルトムントは18日にアウェイでMF遠藤渓太が所属するウニオン・ベルリンと対戦する。
【得点者】
0-1 12分 ラファエル・ゲレイロ(ドルトムント)
1-1 28分 ケヴィン・メーヴァルト(ブレーメン)
1-2 78分 マルコ・ロイス(ドルトムント)