フランクフルトとヴォルフスブルクが対戦した [写真]=Getty Images
ブンデスリーガ第11節が11日に行われ、ヴォルフスブルクとフランクフルトが対戦した、フランクフルトに所属するFW鎌田大地は開幕11試合連続となる先発出場を果たし、3試合連続となるフル出場を果たした。同クラブに所属するMF長谷部誠は4試合連続のベンチスタートとなり、出番は訪れなかった。
リーグ戦5試合ドローが続いている9位フランクフルトが、直近の公式戦8試合で4勝4分けと無敗を維持している5位ヴォルフスブルクのホームに乗り込んだ。両チームともに今季の全公式戦でいまだ1敗しかしていないが、フランクフルトは勝ちきれない試合が続いている。
ヴォルフスブルクは10分に決定機を迎える。ザヴェル・シュラーガーがエリア内から左足でボレーシュートを打つ。ボールはジブリル・ソウの足に当たって軌道が変わると、ゴール左ポストを叩いた。フランクフルトは22分、カウンターから鎌田が左前方のフィリップ・コスティッチに展開すると、中央への突破を試みるが、これは相手ディフェンダーにブロックされた。
スコアレスで後半を迎えたフランクフルトは54分、鎌田から右サイドのエリック・ドゥルムへ展開し、クロスを上げる。これにソウがボレーで合わせるが、ジャストミートさせることはできなかった。フランクフルトは55分にも決定機を迎える。左サイドの高い位置でボールを受けた鎌田がゴール前でフリーのコスティッチに送ると、シュートはゴール上に外れた。
フランクフルトは62分、先制点を挙げる。右サイドからのクロスにヘディングで合わせようとしたマルティン・ヒンテレッガーがエリア内で倒され、PKを獲得する。63分、バス・ドストがこれを決め、先制に成功した。しかし76分、ヴォルフスブルクが同点に追いつく。右サイドのクロスから相手ディフェンダーのハンドを誘発するとPKを獲得。これをワウト・ウェクホルストが冷静に決めた。
ヴォルフスブルクは試合終了間際の88分、シュラーガーからのスルーパスに抜けたウェクホルストがGKとの1対1を冷静に決め、逆転した。試合はこのまま終了。先制したフランクフルトだったが、終盤の2失点でヴォルフスブルクに敗れた。フランクフルトは8試合未勝利で暫定順位は変わらず。ヴォルフスブルクは2試合ぶりの勝利で暫定4位に浮上した。
次節、ヴォルフスブルクは16日にアウェイでバイエルンと、フランクフルトは15日にホームでボルシアMGと対戦する。
【得点者】
0-1 63分 バス・ドスト(PK/フランクフルト)
1-1 76分 ワウト・ウェクホルスト(PK/ヴォルフスブルク)
2-1 88分 ワウト・ウェクホルスト(ヴォルフスブルク)
By サッカーキング編集部
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