バイエルンがドルトムントに勝利した [写真]=Getty Images
ブンデスリーガ第7節が7日に行われ、ドルトムントとバイエルンが対戦した。
首位を走る王者バイエルンが2位ドルトムントのホームに乗り込んだ。両チームはともに5勝1敗で勝ち点15ポイントで並んでおり、得失点差でバイエルンがリードしている状況だ。ドルトムントはアーリング・ハーランドを頂点にジェイドン・サンチョ、マルコ・ロイスなどが先発入りを果たし、バイエルンはロベルト・レヴァンドフスキ、トーマス・ミュラー、セルジュ・ニャブリらが先発に入った。
ドルトムントは21分、ジョバンニ・レイナのスルーパスを受けたハーランドがGKノイアーと1対1になるが、シュートはゴール右に外れた。バイエルンは25分、左サイドを突破したニャブリが中央へグラウンダーのクロスを送ると、レヴァンドフスキが右足で押し込み、ネットを揺らす。しかし、VAR判定の結果オフサイドとなり、ノーゴールとなった。
ドルトムントは45分、左サイドを突破したラファエル・ゲレイロが中央へ折り返すと、ロイスが右足で合わせ、先制点を奪った。しかし、バイエルンもすぐに同点に追いつく。前半アディショナルタイム4分、ダヴィド・アラバがFKを決め、1-1とした。同点で後半へ折り返したバイエルンは48分、左サイドでニャブリからのパスを受けたリュカ・エルナンデスがクロスをあげると、これにレヴァンドフスキがヘディングで合わせ、逆転に成功した。
バイエルンは50分、ペナルティエリア手前からドリブルで仕掛けたキングスレイ・コマンが右足で強烈なシュートを放つが、これはゴール右ポストを直撃した。ドルトムントは63分、左サイド前方でボールを受けたレイナがドリブルで仕掛け、ジェローム・ボアテングの股を抜く技ありのシュートを打つ。しかし、GKノイアーにセーブされた。
バイエルンは80分、カウンターを仕掛けると、レヴァンドフスキからスルーパスを受けたレロイ・サネが中央へ切り返して左足でシュート。これがゴール左に決まり、リードを2点に広げた。しかし、ドルトムントもすぐに反撃に出る。83分、スルーパスを受けたハーランドがGKノイアーを交わして左足でシュート。これが決まり、1点差とした。
試合はこのまま終了。バイエルンがリーグ戦5連勝を飾った。また、公式戦10連勝を記録している。ドルトムントはリーグ戦5試合ぶりの黒星となった。
次節、ドルトムントは21日にアウェイでヘルタ・ベルリンと、バイエルンは同日にホームでブレーメンと対戦する。
【得点者】
1-0 45分 マルコ・ロイス(ドルトムント)
1-1 45+4分 ダヴィド・アラバ(バイエルン)
1-2 48分 ロベルト・レヴァンドフスキ(バイエルン)
1-3 80分 レロイ・サネ(バイエルン)
2-3 83分 アーリング・ハーランド(ドルトムント)
By サッカーキング編集部
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