先発出場の鎌田大地はキレのあるドリブルで逆転弾を演出した [写真]=Pool via Getty Images
ブンデスリーガ第31節が13日に行われ、フランクフルトがアウェイでヘルタ・ベルリンと対戦した。なお、MF鎌田大地とMF長谷部誠はフル出場を果たしている。
先手を取ったのはヘルタ・ベルリン。24分、ゴール前の混戦からクシシュトフ・ピョンテクが強引なシュートでゴールをこじ開けて先制に成功した。
それでもフランクフルトは徐々にペースを握って前半終盤の45分、鎌田のスルーパスに抜けたバス・ドストが倒されて相手DFデドリック・ボヤタが一発退場に。VARの判定でPKがフリーキックに代わり得点とはならなかったものの、フランクフルトは良い形で前半を終えた。
数的優位のフランクフルトは51分、アンドレ・シルヴァの折り返しからドストがめいっぱい伸ばした右足で押し込んでスコアを振り出しに戻した。さらに62分、鎌田がエリア内にドリブルで切り込んで3人を交わして魅せると、最後は鎌田のアシストからアンドレ・シルヴァがノールックのヒールシュートで逆転に成功した。
勢いづいたフランクフルトは68分、ダニー・ダ・コスタがエリア内の密集からボールを出すとエヴァン・ヌディカの左足一閃のシュートは見事に隅に突き刺さって点差を広げた。
さらに86分、3のスルーパスにアンドレ・シルヴァが抜け出すとこれを冷静に決めて4点目。これが1人少ないヘルタにとどめを刺したゴールとなり、試合はそのまま終了。4-1でフランクフルトが見事逆転勝利を収めた。
【得点者】
1-0 24分 クシシュトフ・ピョンテク(ヘルタ・ベルリン)
1-1 51分 バス・ドスト(フランクフルト)
1-2 62分 アンドレ・シルヴァ(フランクフルト)
1-3 68分 エヴァン・ヌディカ(フランクフルト)
1-4 86分 アンドレ・シルヴァ(フランクフルト)
By サッカーキング編集部
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