試合終盤の決勝弾で勝利にゴールに貢献したゴレツカ [写真]=Getty Images
ブンデスリーガ第31節が13日に行われ、首位バイエルンはホームで4位ボルシアMGと対戦した。バイエルンは前半戦で敗れた相手に対し、エースのロベルト・レヴァンドフスキとアシストランキングトップのトーマス・ミュラーを欠いて試合に臨んだ。
ボルシアMGは10分、アクシデントでマルクス・テュラムが負傷退場。ブレール・エンボロがピッチに入った。それでも15分、エンボロのパスに抜け出したヨナス・ホフマンがGKとの1対1を冷静に流し込んでネットを揺らす。しかしこれはオフサイドの判定でゴールとはならない。
するとバイエルンは22分、リュカ・エルナンデスがゴール前でシュートを放つがこれはボルシアMGの守護神ヤン・ゾマーのファインセーブに阻まれる。一方のボルシアMGは24分、代わって入ったエンボロが決定機を迎えるがわずかにゴール左に外してチャンスを逃す。
一進一退の攻防の中、バイエルンが先手を取る。26分、GKゾマーのパスをジョシュア・ザークツィーがカット。そのままダイレクトで無人ゴールに流し込んでバイエルンが先制に成功した。しかしバイエルンは喜びも束の間、37分にはパトリック・ヘアマンのクロスに対するベンジャマン・パヴァールのクリアミスが自陣ゴールに吸い込まれて痛恨のオウンゴールを献上してしまう。
同点で後半を迎えた47分、ボルシアMGはベンゼバイニが鋭いクロスを入れるがバイエルンの守護神マヌエル・ノイアーが見事なクリアを見せる。一方で66分、セルジュ・ニャブリのシュートはDFに当たってコースが変わるがこれはゾマーがしっかりとセーブし、両者GKが絶大な存在感を放つ。
バイエルンが徐々にペースを握ると86分に勝ち越しに成功する。パヴァールのクロスにレオン・ゴレツカが合わせてゴールネットを揺らした。試合はそのまま終了しバイエルンが2-1で勝利。2位ドルトムントとの勝ち点差は7で、3節を残すバイエルンはあと1試合勝利すればブンデスリーガ史上初の8連覇が達成されることとなる。
【得点者】
1-0 26分 ジョシュア・ザークツィー(バイエルン)
1-1 37分 オウンゴール(ベンジャマン・パヴァール/ボルシアMG)
2-1 86分 レオン・ゴレツカ(バイエルン)
By サッカーキング編集部
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