鎌田大地がブンデスリーガ初得点 [写真]=Pool via Getty Images
ブンデスリーガ第28節が26日に行われ、MF長谷部誠とMF鎌田大地が所属するフランクフルトはホームでフライブルクと対戦した。長谷部は3試合ぶりのスタメンでフル出場。鎌田は2試合ぶりのスタメンでフル出場し、同点ゴール演出とブンデスリーガ初得点を記録した。
試合は28分、フライブルクが先制に成功した。ヴィンチェンツォ・グリフォがペナルティエリア内左から中央へ切り込んで右足を振り抜くと、シュートはブロックに入った長谷部の体に当たり、GKの頭上を越えてゴールネットを揺らした。だが、フランクフルトは35分、鎌田がエリア左へ侵入し、DFを1人かわして右足シュート。これはGKにセーブされたが、こぼれ球をアンドレ・シウヴァが頭で押し込んで同点に追いついた。
フランクフルトは後半に入って攻勢を強める。54分、相手GKのパスをカットしたフィリップ・コスティッチが素早く前線へパスを送ると、鎌田が決定機を迎えたが、GKとの一対一を決められず。56分には、マルティン・ヒンテレッガーがエリア左から右足で狙ったが、これもGKのセーブに阻まれた。
しかし再びスコアを動かしたのはフライブルクだった。67分、左サイドからのFKをニルス・ペーターゼンがダイビングヘッドで合わせて勝ち越しゴールを奪った。さらにフライブルクは69分、カウンターでルーカス・ヘーラーがエリア右へ抜け出し、ゴール右隅に流し込んでリードを2点に広げた。
それでもフランクフルトは終盤に反撃を開始。79分、鎌田がエリア左でパスを受けると、一度は相手DFにボールを奪われたが、粘って追いかけてゴール前で相手の隙をついてボールを押し込み、ブンデスリーガ初得点をマーク。さらに82分には左サイドのコスティッチがクロスを送ると、ファーサイドのティモシー・チャンドラーがダイレクトボレーを叩き込み、同点に追いついた。
試合はこのまま終了。フランクフルトが終盤に2点差を追いついてドローに持ち込み、連敗を5で止めた。
次節、フランクフルトは30日にアウェイでヴォルフスブルクと、フライブルクは29日にホームでレヴァークーゼンと対戦する。
【得点者】
0-1 28分 ヴィンチェンツォ・グリフォ(フライブルク)
1-1 35分 アンドレ・シウヴァ(フランクフルト)
1-2 67分 ニルス・ペーターゼン(フライブルク)
1-3 69分 ルーカス・ヘーラー(フライブルク)
2-3 79分 鎌田大地(フランクフルト)
3-3 82分 ティモシー・チャンドラー(フランクフルト)
By サッカーキング編集部
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