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21世紀の“ルール・ダービー”で初出場、初得点を達成したドルトムントの選手たち

2020.05.19

ダービーで初出場、初得点を記録した選手たち [写真]=Getty Images

 アーリング・ハーランドには中断など関係なかったようだ。16日に再開したブンデスリーガで、19歳のノルウェー代表FWはシャルケ相手に1ゴール1アシストを記録。伝統の“ルール・ダービー”で初出場、初得点を成し遂げ、チームを勝利に導いた。

 ただ、“ルール・ダービー”で初出場・初得点を記録した選手はほかにも存在する。今回は21世紀のブンデスリーガで、ハーランドと同じ偉業を達成したドルトムントの選手9名を紹介しよう。

※データは移籍情報サイト『transfermarkt』を参照

エベルトン(FW/元ブラジル代表)
ルール・ダービー通算成績:7試合・3得点

エベルトン

[写真]=Getty Images


 2001年9月にコリンチャンスからドルトムントに加入すると、欧州初上陸ながらダービーデビュー戦でゴールを奪った。さらに、その試合を含めてシャルケ戦は3戦連発を達成。抜群の相性を誇った。しかしダービーの通算勝利数は1勝(4分け2敗)と、結果に結びつかなかった。

フラビオ・コンセイソン(MF/元ブラジル代表)
ルール・ダービー通算成績:2試合・1得点

フラビオ・コンセイソン

[写真]=Getty Images


 攻撃的なボランチとして名を馳せ、“銀河系軍団”と呼ばれたレアル・マドリードでチャンピオンズリーグ(CL)優勝を経験。ドルトムントには2003年から1年間のレンタルで在籍し、シャルケとの開幕戦で途中出場から見事なフリーキックをたたき込んだ。これがドルトムントで挙げた唯一のゴールになったが、鮮烈なデビュー弾だった。

エウゼビウシュ・スモラレク(FW/元ポーランド代表)
ルール・ダービー通算成績:5試合・2得点

エウゼビウシュ・スモラレク

[写真]=Getty Images


 フェイエノールトでは小野伸二の同僚だったスモラレク。ドルトムントには2005年1月から在籍し、同年8月のシャルケ戦でダービー初出場、初得点を達成した。2007年5月に行われたダービーでも、右足のボレーシュートでダメ押しの2点目を記録。対シャルケ戦、4試合ぶりの勝利に貢献した。

アレクサンダー・フライ(FW/元スイス代表)
ルール・ダービー通算成績:5試合・4得点

フライ

[写真]=Getty Images


 スイス代表の歴代最多得点記録(42ゴール)を持つフライ。シャルケ戦にはめっぽう強く、2016年12月の初対戦を皮切りに、5試合の出場で4得点を記録した。なかでも強烈なインパクトを放ったのが、2008年9月に行われた一戦。2点ビハインドの状況から途中出場。その後3点目を決められて絶望的な状況となるが、2ゴール1アシストを挙げて3-3のドローに持ち込んだ。

ネヴェン・スボティッチ(DF/元セルビア代表)
ルール・ダービー通算成績:10試合・1得点

スボティッチ

[写真]=Getty Images


 フライが輝きを放った2008年9月のダービーで、反撃の狼煙となるゴールを決めたのがスボティッチ。ルール・ダービーで初出場、初得点を記録した数少ないDFでもある。ただ、5つのタイトルを勝ち取った彼も、シャルケ戦の通算成績は3勝3分け6敗と相性はイマイチ。ウニオン・ベルリンに移籍した今シーズンも第13節で対戦し、1-2の敗戦を喫している。

香川真司(MF/日本代表)
ルール・ダービー通算成績:9試合・4得点

香川真司

[写真]=Getty Images


「ルール・ダービーに強い男」といえば、香川は外せないだろう。初ダービーとなった2010年9月の一戦でいきなりのドッペルパック(1試合2得点)を達成。シャルケ戦で計4ゴールは、ブンデスリーガでの対戦別最多記録になる。また2016年4月には、敵地で芸術的なループシュートを決めるなど、“ダービー男”として名を馳せた。

ロベルト・レヴァンドフスキ(FW/ポーランド代表)
ルール・ダービー通算成績:8試合・4得点

レヴァンドフスキ

[写真]=Getty Images


 香川がダービー初得点を決めた2010年9月、レヴァンドフスキも初出場、初得点の偉業を成し遂げていた。彼にとっては、ブンデスリーガでの初ゴールでもあった。それ以後もシャルケ戦は大の得意としており、ドルトムント時代には8試合で4得点、バイエルン移籍後には12試合で13ゴールを奪っている。

ピエール・エメリク・オーバメヤン(FW/ガボン代表)
ルール・ダービー通算成績:9試合・6得点

オーバメヤン

[写真]=Getty Images


 オーバメヤンもルール・ダービーで初出場、初得点を達成した選手の一人。2013年10月の一戦で、先制点をマークした。2014年9月からは、シャルケ相手に3試合連続でゴールを記録。初出場から3戦連発を達成したエベルトン以来、12年ぶりの快挙を成し遂げた。

トーマス・デラネイ(MF/デンマーク代表)
ルール・ダービー通算成績:4試合・1得点

デラネイ

[写真]=Getty Images


 ハーランドの前に、ルール・ダービーで初出場、初得点を記録したのがデラネイだ。2018年夏にブレーメンから移籍してくると、第14節に行われたシャルケ戦で加入後初ゴールをマークした。その後もシャルケ戦は全試合に出場し、通算成績は2勝1分け1敗。16日の試合でも、アクセル・ヴィツェルやエムレ・ジャンがケガで欠場するなか、中盤を支えて4-0の勝利に貢献した。

(記事/Footmedia)

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By Footmedia

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