ブンデスリーガは5月中旬のリーグ戦再開を目指している [写真]=Bongrats/Getty Images
ブンデスリーガの担当者がスペイン紙『マルカ』に対し、リーグ戦の再開についてコメントした。2日、同紙が報じている。
ケルンは4月30日にチームの選手やスタッフに新型コロナウイルスの検査を行った結果、3人に陽性反応が出たことを発表。ブンデスリーガは可能性として5月16日の再開を予定していたが、ケルンの事例によって暗雲が立ち込めた。
ブンデスリーガのスポークスマンは「この(ケルンで陽性反応が出たという)事実は誰が健康で誰がそうでないかを知ることの助けになる。我々はこれを前向きに捉えていて、もちろん5月中旬にプレーすることを諦めていない」とコメント。あくまでリーグ戦再開の姿勢を崩すつもりはないようだ。
「疑いの余地はない。ケルンの事例は既に特定され、独立している。我々はここ数日検査を行ってきたが、無症状の選手が非常に多いので、陽性反応を示す選手がいるのも普通である」
「プレーするとき、私たちは関係者全員が健康であるとわかるだろう」
フランスやオランダではサッカーリーグの打ち切りが決定している中で、ブンデスリーガをはじめ、イタリアやイングランドでも再開に向けた動きが進んでいる。世界中のサッカーファンがリーグの再開を心待ちにしている一方で、何より選手をはじめとした関係者の命や健康が第一であるため、リーグ戦の再開にはより慎重な議論が必要となりそうだ。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト