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ドルトムントが新型コロナ対策支援…スタジアムの一部を治療センターに改装

街のシンボルが治療センターに変身 [写真]=Bongarts/Getty Images

 ドルトムントは3日、世界的に流行する新型コロナウイルスの対策に、本拠地のジグナル・イドゥナ・パルクを提供することを発表した。

 クラブ公式サイトによると、ドルトムントは地元機関のヴェストファーレン・リッペ保険医協会(KVWL)と協力してスタジアムの北スタンドを改装し、4日から新型コロナウイルス感染症対策の治療センターとして活用するという。

 ドイツでは3日時点で新型コロナウイルス感染者が8万5000人を超え、1000人以上が亡くなっている。感染拡大を受けて、クラブとKVWLは既存の医療機関の負担を軽減するための治療センターを設立。新型コロナウイルス感染の可能性がある人や、発熱などの症状を訴える人だけを対象とし、医師によって重症度の評価や入院の判断が行われるという。既存の医療機関での患者や医療スタッフとの接触を軽減し、感染の連鎖を断ち切る目的もあるようだ。

 ハンス・ヨアヒム・ヴァツケCEO(最高経営責任者)と経営責任者のカルステン・クラマー氏は次のように共同声明を出している。

「我々のスタジアムは街の象徴であり、ドルトムント市や周辺地域の多くの人にとって不動の存在だ。技術的、インフラ的、そして空間的にみて、スタジアムは新型コロナウイルス感染の疑いがある人や、呼吸器疾患や発熱などの症状を訴える人を精力的に支援するための理想的な場所です。そういった人たちを支援するために全力を尽くすのは、我々の義務であり、願望です」

 ドルトムントでは、新型コロナウイルス感染拡大による経済的影響を受けて、選手と首脳陣が給料の一部を返上。さらにクラブは、バイエルン、レヴァークーゼン、ライプツィヒと協力して、財政難に陥る他クラブを支援するために、合計2000万ユーロ(約24億円)を提供することを決めている。

 本拠地のジグナル・イドゥナ・パルクはドイツ最大のサッカー専用スタジアムで8万人以上の収容人数を誇る。前日の4月2日には、1974年のオープンから46年の誕生日を迎えていた。

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