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先発の鎌田が今季8点目! フランクフルト、大迫途中出場のブレーメンを下して独杯4強進出

2020.03.05

ブレーメン戦で今季8得点目を挙げた鎌田大地 [写真]=Getty Images

 DFBポカール準々決勝が4日に行われ、MF長谷部誠、MF鎌田大地が所属するフランクフルトとFW大迫勇也が所属するブレーメンが対戦した。鎌田は先発出場、大迫はベンチスタートとなり、長谷部の出場はなかった。

 32分、ホームのフランクフルトはコーナーキックの2次攻撃からマルティン・ヒンターエッガーがボレーシュートを放ったが、枠を捉えることができず。対するブレーメンは35分、ダヴィー・ゼルケが右からのクロスに頭で合わせたが、枠を捉えたヘディング弾はフランクフルトのGKケヴィン・トラップに弾き返されゴールならず。42分にはマクシミリアン・エッゲシュタインがミドルシュートを狙ったが、これもトラップの好セーブに遭いゴールとはならず。

 前半はスコアレスで終わるかに思えたが、フランクフルトは後半アディショナルタイム、VARの介入によってPKを獲得。キッカーを担当したアンドレ・シルヴァは相手GKの逆を突いて、ゴール左上に強烈な一撃を突き刺した。ホームチームは1点のリードで前半を終えた。

 46分、一部のブレーメンサポーターが爆竹を鳴らしたことで試合は一時中断。また、50分頃からはフランクフルト側のバックスタンドにホッフェンハイムの出資者であるディートマル・ホップ氏を侮辱する内容のバナーが掲げられるなど、スタジアムは一時混沌とした空気に包まれた。

フランクフルトサポーターが掲げたホップ氏を侮辱する内容のバナー [写真]=Getty Images

 そんな中、フランクフルトは60分に追加点を獲得する。左のフィリップ・コスティッチが相手のDFとGKの間に低くて速いクロスを送ると、中央で鎌田が合わせる。右足ダイレクトでネットを揺らし、今季公式戦8得点目を記録した。

 2点を追う展開になったブレーメンは66分、レオナルド・ビッテンコートに代えて大迫を投入した。一方、鎌田は82分にドミニク・コールと代わってピッチを後にした。

 フランクフルトは後半アディショナルタイム1分、コスティッチがブレーメンのDFエメル・トプラクのすねを足裏で踏んづけ1発退場。準決勝は出場不可となった。また、エメル・トプラクはプレー続行が不可能となり、担架に運ばれてピッチを後にした。

 試合はこのまま終了し、フランクフルトがDFBポカール準決勝の最後のイスを勝ち取った。

【スコア】
フランクフルト 2-0 ブレーメン

【得点者】
1-0 45+6分 アンドレ・シルヴァ(フランクフルト
2-0 60分 鎌田大地フランクフルト

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By サッカーキング編集部

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