ケルン戦で痛恨のミスを犯したシャルケのGKニューベル(右) [写真]=Getty Images
シャルケのドイツ人GKアレクサンダー・ニューベルが、ファンから罵声を浴びせられたようだ。ドイツ誌『Kicker』日本語版が2日に伝えている。
シャルケは2月29日に行われたブンデスリーガ第24節でケルンと対戦。ニューベルはこの試合で先発出場を果たしたが、チームは0-3で敗れた。1点目と2点目はGKにはノーチャンスだったものの、3点目はニューベルのファンブルによるものだった。
ニューベルが来季からライバルクラブであるバイエルンへの加入を決断したことで、同選手に対する風当たりは強くなっている模様。今回の報道によると、ニューベルに一部のシャルケファンから「ニューベル、出て行け」のコールが浴びせられ、同選手の目には涙が浮かんでいたという。
これを受けて、シャルケのオーストリア代表MFアレッサンドロ・シェプフは「とても残念だし、悲しい事だよ。僕たち皆が彼をサポートするし、彼の力も知っている。彼はクラブのために常に全力を尽くしているし、今夏に移籍することだって全く悪いことなんかじゃない」とコメントし、ニューベルを擁護する姿勢を明確にしている。
By kicker日本語版