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独3部における観客のアクションが話題に…一丸となってレイシストを追い出す

プロイセン戦で人種差別の被害に遭ったヴュルツブルガーDFクワドォー(写真は8月の前回対戦時) [写真]=Getty Images

 14日に行われた3. リーガ(ドイツ3部)第24節プロイセン・ミュンスター対ヴュルツブルガー・キッカーズ戦(0-0)の試合中に起こった人種差別行為に対する、観客のアクションが話題を呼んでいる。18日、フランス紙『レキップ』が報じた。

 同試合では、メインスタンドにいたプロイセンのサポーターの1人が、ヴュルツブルガーのガーナ系ドイツ人DFリロイ・クワドォーに対して、黒人差別に用いられる「モンキーチャント」で攻撃。同選手からのクレームを受けて、主審が試合を一時中断した。

 すると、その他のプロイセンサポーターからの通報によって、警備員が人種差別行為を働いた人物をその場で特定し、スタジアムから追い出すことに成功した。さらに、観客は「ナチスは出て行け」のチャントを歌い、別のプロイセンのサポーターの1人は、ピッチまで出てクワドォーのことを慰めた。

 クワドォーは試合後、公式声明を通じて次のようにコメント。ファンの行動に感謝し、人種差別の撲滅を訴えた。

「親愛なるサッカーファンへ。残念ながら、プロイセンとのアウェイ戦中に不幸な出来事がありました。僕は1人の観客から人種的に侮辱されました。僕の肌の色は違うけど、僕は、僕と家族に多くを与え、様々なことを可能にしてくれるこの素晴らしい国で生まれました。僕はドイツ国民の一人です」

「誰もが『人種差別は僕たちの世界にふさわしくない』と知っている必要があり、昨日のような出来事は僕を悲しくさせ、怒りを覚えさせます。スタジアムにいたすべての人々、プロイセンの選手や責任者、特に僕のチームとキッカーズに感謝します。みなさんの反応は模範的だ。僕や他のすべての有色人種の選手にとって、そのことが何を意味するのか想像もつかないでしょう。僕たちはあなた方の行動のように戦い続けて、(差別の)芽を摘み取らなければならない!今回の出来事によって、人種差別がついに終わることを願っています」

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