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シャルケ元SD、“0円移籍”でスターを引き抜くバイエルンに苦言「残念なポリシー」

ともにシャルケからバイエルンへフリー移籍したニューベル(左)とゴレツカ(右) [写真]=Getty Images

 2016年5月から2019年3月にかけてシャルケのスポーツ・ディレクター(SD)を務めていたクリスチャン・ハイデル氏が、移籍市場におけるシャルケとバイエルンの関係に言及した。14日、ドイツ誌『Kicker』日本語版が伝えた。

 シャルケは昨年12月23日、ドイツ人GKアレクサンダー・ニューベルが今シーズン限りで契約満了に伴い退団することを発表。すると今月4日、バイエルンが同選手と来季の加入で事前合意に至ったことを発表した。忠誠心を示さなかったニューベルに対してサポーターからの非難が集中したほか、スター選手が再びフリートランスファーで引き抜かれたとあって、他クラブのサポーターからは「どうして学ばないんだ?」とクラブを批判する声も上がっていた。

 2018年夏にドイツ代表MFレオン・ゴレツカがバイエルンへとフリー移籍した際の当事者となってしまったハイデル氏は、国内の有望株を低コストで次々と引き抜くバイエルンの姿勢はブンデスリーガ全体に悪影響だと指摘している。

「バイエルンは残念なポリシーを持ってしまっている。ドイツの移籍市場ではお金を支払わないようにしているのさ。(活躍を見せた選手に対して)非常に早い段階のうちに、アプローチを仕掛けていき、それによって移籍金が発生しないようにして獲得を目指している」

「そのこと自体に正当性のあるものかどうか、周囲の人々にとってはあまり気になるものではないようだ。ただその一方でバイエルンは、例えば(アトレティコ・マドリードから8000万ユーロ/約96億円で獲得したリュカ・)エルナンデスのように、海外に対しては巨額の投資を行っている」

 同氏は、スター選手のフリー移籍によって自身へ向けられた批判について、「批判の声には、もはや笑うしかないさ。私は残留に向けて最大限努力をした。だが、全くチャンスがなかったのさ。お金の問題はどうしようもない。(2016年夏に退団した)マティプ、(2017年夏に退団したセヤド・)コラシナツはどこにいった?リヴァプールやアーセナルだ。そしてバイエルン。財力が別次元のクラブだよ。シャルケにチャンスなど皆無さ。それが今、ニューベルにも実際に起こっているだろう?」と弁明。クラブ間の資金力に開きがある以上、弱い立場のクラブには打つ手がないと主張した。

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