決定機到来もVARでゴールが取り消された大迫勇也 [写真]=Getty Images
ブンデスリーガ第17節が21日に行われ、ケルンとFW大迫勇也が所属するブレーメンが対戦した。大迫勇也はフル出場を果たした。
39分、ホームのケルンが先制する。ラファエル・チコスの高精度ロングフィードがDFラインの背後を取ったドミニク・ドレクスラーに通ると、ドレクスラーは並走していたセルヒオ・コルドバにワンタッチでパス。コルドバは体勢を崩しながらもボールをゴールに流し込んだ。
82分、ブレーメンに決定機が到来。大迫がエリア内でボールをキープしてミロト・ラシカにボールを託すと、ラシカは相手DFを剥がしてシュートまで持ち込んだが、強烈なシュートはクロスバーに阻まれた。
すると、その直後のコーナーキックで大迫にビッグチャンスが到来する。ショートコーナーを選択したブレーメンは、フィリップ・バルグフレーデがインスイングのクロスを供給し、ニアサイドでベンジャミン・ゴラーが頭で合わせてコースを変える。このボールに合わせにいったクラウディオ・ピサーロはシュートを打てなかったが、こぼれ球を大迫が押し込みネットを揺らした。しかし、ピサーロの位置がVAR(ビデオ審判)の確認によってオフサイドとされたため、ゴールは取り消しとなった。
さらなる猛攻を仕掛けるブレーメンは、後半アディショナルタイム3分に左サイドからのコーナーキックでチャンスを迎える。ファーサイドにいたニクラス・モイサンデルは、バックステップを踏みながら左足でボレーを放ったが、相手GKのティモ・ホルンの好守に遭い得点を阻まれる
試合はこのまま終了。ブレーメンは試合を通じて攻め手に欠き、リーグ戦4連敗でシーズン前半戦を終えることになった。約1カ月のウィンターブレイク期間を挟んだ次節、ブレーメンはアウェイでデュッセルドルフと対戦する。
【得点者】
1-0 39分 セルヒオ・コルドバ(ケルン)
By サッカーキング編集部
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