ブンデスリーガ第16節が17日に行われ、日本代表FW大迫勇也が所属するブレーメンとマインツが対戦した。大迫は7試合連続のスタメンで69分までプレーした。
ともに2連敗中の15位ブレーメンと14位マインツによる一戦。試合はアウェイのマインツが先手を取った。10分、レヴィン・エズトゥナリがペナルティエリアにスルーパスを送ると、走り込んだロビン・クアイソンが右足ダイレクトでゴール右上に叩き込み、先制点を挙げた。
さらにマインツは15分、右サイドのエズトゥナリがアーリークロスを入れると、DFミロシュ・ヴェリコヴィッチに対応されたが、ボールは左ポストとGKジリ・パブレンカの背中に当たってゴールに吸い込まれ、相手のオウンゴールで追加点。19分には、ジャン・パウル・ボエチウスのスルーパスでクアイソンが抜け出し、冷静に右足シュートを沈めてリードを3点に広げた。
38分には左CKからニアのアダム・サライが頭で後方に流すと、ファーポストに走り込んだクアイソンが押し込んでハットトリックを達成。試合はマインツの4点リードで折り返した。
後半に入ってブレーメンは69分、ヨハネス・エッゲシュタインがエリア左へ抜けて折り返すと、ニアの大迫が合わせたが、これは惜しくも枠の左へ外れた。直後に大迫はクラウディオ・ピサーロと交代となり、ピッチを後にした。
マインツは82分にジャン・フィリップ・マテタがダメ押しゴールを挙げて、5ゴールで完勝。連敗を2で止めて3試合ぶりの白星を収めた。敗れたブレーメンが3連敗を喫し、ホームでは6試合未勝利。今節の他試合の結果では、入れ替え戦圏内の16位や降格圏17位に転落する可能性がある。
次節、ブレーメンは21日にアウェイでケルンと、マインツは同日にホームでレヴァークーゼンと対戦する。
【得点者】
0-1 10分 ロビン・クアイソン(マインツ)
0-2 15分 オウンゴール(ジリ・パブレンカ)(マインツ)
0-3 19分 ロビン・クアイソン(マインツ)
0-4 38分 ロビン・クアイソン(マインツ)
0-5 82分 ジャン・フィリップ・マテタ(マインツ)
By サッカーキング編集部
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