ヴォルフスブルクのブルーノ・ラバディア監督 [写真]=Getty Images
ヴォルフスブルクを率いるブルーノ・ラバディア監督の移籍先候補に、ヘルタ・ベルリンが浮上しているようだ。ドイツ誌『kicker』日本語版が21日に伝えている。
いよいよクライマックスを迎える2018-19シーズンのブンデスリーガ。その状況の中、シャルケのドメニコ・テデスコ監督、ハノーファーのアンドレ・ブライテンライター監督、ニュルンベルクのミヒャエル・ケルナー監督、アウクスブルクのマヌエル・バウム監督、そしてシュトゥットガルトのマルクス・ヴァインツィール監督が志半ばで解任されている。
ヴォルフスブルクのラバディア監督は、「監督業という点において、こういった風潮は決していいものとは言えない。監督にはもっと時間が与えられるべきであり、今は各クラブの忍耐力が問われている」との見解を示した。「重要なのは安定感を持つこと」であり、安易に監督交代に踏み切ることは「選手たちにとってもいいことではない。言い訳にもつながるものだからね」と言葉を続けている。
そんなラバディア監督は、今シーズンいっぱいで契約が満了となるためヴォルフスブルクを退団することが決まっている。現在は新天地の候補としてヘルタ・ベルリンの名前が浮上しているが、「今はヴォルフスブルクでいい終わり方を迎えること以外に興味はないんだ」と述べ、「その後にもしいいオファーが届けば喜ばしいことだね」と語った。
By kicker日本語版