古巣ヘルタの本拠地に帰還した原口元気 [写真]=City-Press via Getty Images
ブンデスリーガ第30節が21日に行われ、MF原口元気とFW浅野拓磨が所属するハノーファーはアウェイでヘルタ・ベルリンと0-0で引き分けた。古巣戦の原口は10試合連続のスタメンで、フル出場した。浅野はメンバー外だった。
8連敗で最下位に沈むハノーファーは敗れると、昇降格プレーオフ圏内の16位以下が確定してしまう大事な一戦。試合はスコアレスで折り返し、ハノーファーは51分にフロレント・ムスリヤがペナルティエリア手前左からミドルシュートを放ったが、得点には結びつかず。
75分にはサロモン・カルーにエリア手前からミドルシュートを浴びたが、これはGKミヒャエル・エッサーがセーブ。80分にもカルーにエリア左へ突破され、中央でダヴィー・ゼルケとオンドレイ・ドゥダに立て続けにシュートを打たれたが、守備陣が体を張って切り抜ける。
85分には原口が左サイドからクロスを送り、ヘンドリク・ヴァイダントが頭で合わせたが、シュートは相手にブロックされた。試合はこのままスコアレスで終了。ハノーファーは連敗が8で止まり、9試合ぶりに勝ち点を獲得。4試合を残して15位シャルケとの勝ち点差が「12」となり、わずかに自動残留の可能性をつないだ。一方のヘルタも連敗が5でストップした。
次節、ハノーファーは27日にホームでマインツと、ヘルタ・ベルリンは同日にアウェイでMF長谷部誠が所属するフランクフルトと対戦する。
【スターティングメンバー】
ヘルタ・ベルリン(4-2-3-1)
ヤーステイン;クリュンター、シュターク(90+3分 ルステンベルガー)、レキク、プラッテンハルト;シェルブレット(60分 ゼルケ)、グルイッチ;レッキー(77分 ディルロスン)、ドゥダ、カルー;イビシェヴィッチ
ハノーファー(4-3-3)
エッサー;ゾルク、アントン、フェリペ、オストルツォレク;原口、シュヴェクラー、バカロルツ;マイナ(84分 ソト)、ヴァイダント、ムスリヤ(73分 ミュラー)
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト