定位置の確保に苦しむラフィーニャ [写真]=Getty Images
バイエルンに所属するブラジル人DFラフィーニャが、クラブを率いるニコ・コヴァチ監督への不満を吐露した。ドイツ誌『Kicker』日本語版が24日に伝えている。
ラフィーニャは今シーズンのブンデスリーガでは第23節終了時点で10試合出場1得点の成績にとどまっており、定位置の確保に苦しんでいる。2日に行われた第20節レヴァークーゼン戦を最後にブンデスリーガでの出場はなく、19日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)ファーストレグのリヴァプール戦でもアディショナルタイムのみのプレーとなっていた。
3月13日に行われるCL・決勝トーナメント1回戦セカンドレグのリヴァプール戦では同じ右サイドバックを主戦場とするドイツ代表DFジョシュア・キミッヒが累積警告で出場停止となるため、ラフィーニャの起用が予想されている。しかし、ラフィーニャは「仮に今後全くプレーする機会が与えられないのならば、リヴァプール戦への準備を行なっていくことは難しいものだよ」とコメント。現状への不満を口にした。
また、ラフィーニャはコヴァチ監督の起用法にも言及。「彼は自分の仕事に取り組んでいて、良いトレーニングを行っている。けれども、監督がオプションとして自分を見てくれない理由はわからない」と続け、「僕は自分の仕事をこなしていくだけだ。(ジョゼップ・)グアルディオラ監督の下でも、(ユップ・)ハインケス監督の下でもチャンスは掴んだ。僕はこれからも全力を尽くしていくよ」とコメントしている。