2018.12.28

【Football TimeLine】長谷部誠が語る“マジカル・トライアングル”の素顔「ミスターハセベと呼ばれて…」

サッカー総合情報サイト

 12月25日放送の#15では「月刊!! ハセベマコト」のコーナーが放送され、長谷部誠が所属するフランクフルトの前半戦の戦いぶりや、今シーズン大ブレイクを果たしたチームメイトたちの知られざる一面について語った。

 フランクフルトは2018-19シーズンのブンデスリーガ前半戦を6位という好位置で終えた。長谷部は前半戦をこのように振り返った。

「(公式戦)11試合負けなし(9月30日のリーグ戦第6節から11月30日のヨーロッパリーグ(以下EL)第5節まで)で、しかもその中で10勝1分ですから、非常にいい成績。リーグ戦も非常にいい戦いができていると思いますし、ELでも実際、1位突破を決めているので、その意味では開幕当初のことを考えたら、すごくいい状態に持ってこられたな、という印象ですね」

 好調の要因として挙げられるのが、前線の3人、通称“マジカル・トライアングル”の覚醒だ。長谷部は彼らの知られざるパーソナルな部分について明かしてくれた。まずは190センチのアタッカーで、今シーズン公式戦25試合出場12得点を記録しているセバスティアン・アレについて。

「まだ24歳ぐらいだと思うんですけど、すごく大人びていて、おとなしいというよりは、落ち着いている人間ですね。『ドラゴンボール』とか日本のアニメが大好きで、アニメからいろいろ日本語を学んで、『ゲンキ?』とかいろいろ話し掛けてくる。すごくいいヤツですね」

 続いてはクロアチア代表で、ロシアW杯準優勝メンバーでもあるアンテ・レビッチについて。

「皆さん分かっているとおりW杯で準優勝し、中心選手として戦っていた。彼は元々、とてつもないポテンシャルを持っていましたね。速いし、体も強いし。W杯ですごく自信をつけたな、というのは感じていて、彼もどちらかというと、落ち着いたタイプの人間ですね。でもバルカン系の人間なので、時々カッとなることもありますけど」

 今シーズンの公式戦で23試合17得点、第8節フォルトゥナ・デュッセルドルフ戦ではクラブ史上初の1試合5得点を挙げたルカ・ヨビッチについては、このように語った。

「まだ20歳ぐらいですけど、“セルビアの(ラダメル)ファルカオ”とずっと言われていて、持ち上げられていたというのも聞いていて。小生意気なところもあるし。昨シーズン、ニコ(コヴァチ/現バイエルン監督)がその鼻をへし折ったというか、『お前は本当にもっと謙虚にならないとダメだ』という、そういうのを全部、植えつけました」

 そんなヨビッチとの関係性について「僕に対しては毎回『ミスターハセベ!』と言ってくる。何か分からないですけど、僕に対してはちょっとリスペクトの心があるらしくて(笑)」と打ち明けた長谷部。「怖がられているのでは?」というインタビュアーの問いかけに対しては「たぶん、プレーの落ち着いている感じをいつもすごく言われるので(そこをリスペクトされている)。カワイイヤツですよ」と笑顔を見せた。

 長谷部自身はAFC年間最優秀国際選手賞を受賞した。ドイツの『Kicker』誌の採点では、DF部門で1位(12月11日時点)となっていることを伝えられると、長谷部は「そうなんですか? いつの間に僕がDF部門になっているのかっていう(苦笑)。ホントは中盤なんですけど」と苦笑いを浮かべつつ、自身の充実ぶりを語った。

「まあ、こういうふうに評価されるのはもちろん光栄だし、自分のフィーリングとしても、やっていていい状態だなっていうのはもちろんあります」

 また、インタビュアーから「テレビでフランクフルトの試合を見ると、アナウンサーは長谷部選手のことを“カイザー”(皇帝)と呼んでいる」という情報を伝えられると、長谷部はそれに対して次のようにコメントした。

「少し大きく言ってくれているな、というのはありますけど。でも、自分のパフォーマンスが上がれば周りの人の評価も上がると思っていますし、いろいろな人がいろいろ言ってくれるという部分でも自分は感じている部分もあるし。2敗したヴォルフスブルク戦(第13節、1-2)とヘルタ・ベルリン戦(第14節、0-1)なんかは、完全に僕にマンマークをつけてきて、僕にボールを触らせないような作戦をしてきたんですよね。自分を止めればいいと思ってくれているのはいいことだと思いますけど、逆に僕は、じゃあそうやって来た時に、次はどういう対策をしなければいけないのかというのを今は考えていますけどね」

 ブンデスリーガはここから3週間のウィンターブレイクに入る。この休養期間はどのような意味を持つのだろうか。

「ウィンターブレイクは最高ですよ。なかったらキツいですよね。プレミアリーグを見ていてもしんどそうだし、でもドイツはクリスマス、お正月の時期をしっかり休めるんで、それはすごくいい気分転換にもなるし、体を休める時期にもなるし。絶対にあってほしいものですね」

 長谷部は最後に、後半戦に向けての意気込みをこのように語った。

「前半戦はいい形で戦えたと思うんで、その意味では後半戦、チャンピオンズリーグに出られる順位でシーズンを終わりたいというのはありますね。それは簡単なことじゃないし、ライバルはドルトムント、バイエルン、ボルシアMG、ライプツィヒ、ホッフェンハイムといいチームがたくさんいる中でそこに入っていかなければならないので、簡単なことではないけど、自分たちの戦力を考えると十分そこに入って行けるチームだと思うんで、そこが一つの目標ではあります」

 毎週火曜日21時から生放送されている『日本人を応援せよ!!Football TimeLine』。次回は年が明けて2019年1月22日(火)21時スタートの予定となっている。

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