2011年からバイエルンでプレーしているボアテング [写真]=VI-Images via Getty Images
バイエルンに所属するドイツ代表DFジェローム・ボアテングが、クラブ側と話し合いの場を持ったようだ。ドイツ誌『kicker』日本語版が31日に伝えている。
約1カ月前、ボアテングは『南ドイツ新聞』に対して「クラブ首脳陣との話し合いを行い、クリアにしてからバイエルンに集中することが重要だ」との考えを示していた。そして今回、ドイツメディア『スポーツビルト』の報道によると、話し合いは実際に行われたようだ。
今回の背景は2016年、カール・ハインツ・ルンメニゲ代表が「ジェロームをもっと落ちつかせないと。その方が彼にとってもチームにとっても意義のあることだ」と発言し、今夏の移籍市場でも「他クラブからジェロームへの関心が伝えられ、彼も移籍を希望するなら我々も考えることになる」と語るなど、関係の悪化が示唆されるようなコメントが続いていた。
それでも10月中旬、バイエルンとボアテングの話し合いが行われたようだ。同選手は「いい話し合いが行われているよ。全員が同じものを見据えているんだ。それはバイエルンでの成功だ。そのために、自分たちのできる限りのことを尽くしていく」と言葉を続けている。
By kicker日本語版