昇格が決まったデュッセルドルフ(左) [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ2部第32節が行われ、原口元気と宇佐美貴史が所属するデュッセルドルフがディナモ・ドレスデンと対戦した。両選手ともスタメンに入っている。
先にチャンスを作ったのはアウェイのデュッセルドルフだった。8分、スローインからのリスタートすると、敵ペナルティエリアすぐ外でフロリアン・ノイハウスがフリーでボールを受ける。味方の上がりを待ち、相手DFが外に意識が向いた瞬間に豪快に左足を振り抜く。これがゴールに突き刺さり、先制点をものにした。
しかし、後半に入って隙を突かれる。63分、CKのこぼれ球を拾われると、一気に自陣に攻め込まれた。ペナルティエリア近くまでボールを運ばれると、ディフェンスラインの裏へ抜け出したムサ・コネがスルーパスを受けて、ゴールにねじ込まれた。
自力昇格を狙うデュッセルドルフは89分、敵陣ペナルティエリア内すぐ外でボールを受けたロウヴェン・ヘニングスが、左斜め45度の角度から左足を思いっきり振り抜き、待望の追加点を奪った。
試合はこのまま終了し、デュッセルドルフが実に6シーズンぶりとなる1部昇格を決めた。なお原口は77分に、宇佐美は後半アディショナルタイム1分に途中交代した。
【スコア】
ディナモ・ドレスデン 1-2 デュッセルドルフ
【得点者】
0-1 8分 ロリアン・ノイハウス(デュッセルドルフ)
1-1 63分 ムサ・コネ(ディナモ・ドレスデン)
1-2 89分 ロウヴェン・ヘニングス(デュッセルドルフ)
By サッカーキング編集部
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