2018.04.04

ドルトムント復調の鍵?…元バイエルンSDのザマー氏と元主将のケール氏が“復帰”へ

ドルトムントに復帰するザマー氏(左)とケール氏(右)[写真]=Getty Images
ドイツ最大のサッカー専門誌『kicker』日本語版

 かつては“打倒・バイエルン”の先頭に立ち、雌雄を決する戦いを繰り広げて来たドルトムント。対バイエルン無敗、リーグ優勝2連覇など、強烈な印象を残す戦いぶりを披露していたが、この6シーズンではバイエルンに独壇場を許している。その状況を打破すべく、ドルトムントはかつてバイエルンでスポーツディレクター(SD)を務めていたマティアス・ザマー氏の協力を仰ぐことを決断。メディアとのインタビューのなかで「外部からのアドバイザー」という立場からのサポートを得る考えを示した。ドイツ誌『kicker』日本語版が伝えた。

 ハンス・ヨアヒム・ヴァツケCEO(最高経営責任者)は、「我々にはマティアス・ザマーのような人物が必要なんだ。彼の分析力、情熱、クラブへの思い、そして外部からの視点という点でね」と説明。現在はバイエルンを後にして、テレビ解説者を務めているザマー氏を「時間をかけて」説得してきたことを明かしている。

 選手として1995年と96年に、監督として2002年にドルトムントでブンデスリーガ優勝を果たした同氏は、14年前に同クラブを後にして、バイエルンのスポーツディレクターに就任。両者のライバル関係を、さらにヒートアップさせる存在としても注目を浴びた。

 だが、ヴァツケ氏は「バイエルンを後にしてからは、我々は大人としてより付き合いやすくなっていたし、お互いに距離を縮めていったんだ」と説明。「そしてすぐに、マティアスがいかにこのドルトムントのことを意識しているのかを感じることになったよ」と続けた。

 ただし、ドルトムントの首脳陣に入閣するという意味ではなく、ヴァツケCEOやミヒャエル・ツォルクSDに対してアドバイザー的な役割を担うことになるという。「我々はいかなることでも厳しい目でチェックしていく。それが目的なんだ」とヴァツケ氏は語っている。

 またヴァツケ氏は、ザマー氏がバイエルンのスポーツディレクターに就任したことが、ライバルの独壇場を生む結果にもつながったと評価。「いかにチームにとって彼が重要な存在であったか。それは数多くの選手たちから耳にして来たよ。新鮮な風、そして彼の専門知識がもたらされることになるだろう。自分たちに都合のよくないことであっても、信頼関係を決して失うことなく話し合っていける仲でありたい」。なお契約についてはこれから詰めの話し合いが行われるところだ。

 ドルトムントはザマー氏以外にももう1人の復帰プランを思い描いており、バイエルン戦を前にツォルクSDが「セバスティアン・ケールを招へいしたいと考えている」とも明かした。

 競技部門における責任を担うのがツォルクSDの役割だが、2015年に現役を引退した元主将のケール氏には選手たち、監督、そしてツォルク氏の橋渡し役として、「組織面、プレー面、フィットネス面、医療面」など総括的に判断、サポートを行っていくことを期待しているという。

 そして先日契約を2021年まで延長したばかりのツォルクSDの後任として、同年からケール氏がスポーツディレクターとしての任務に就くことになるようだ。

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