来季シャルケ移籍が決まったFWウート [写真]=Bundesliga/DFL via Getty Images
シャルケがホッフェンハイムからドイツ人FWマルク・ウートを獲得したことを発表した。ドイツ誌『kicker』日本語版が9日に伝えた。
ついにウートが決断を下した。今シーズン終了後に移籍金なしで、ホッフェンハイムからシャルケへと戦いの場を移すことになる。これは同日に両クラブから発表されたもので、26歳のFWは2022年までの契約を結ぶ。
.@achtzehn99_en に所属するマルク・ #ウート が今季終了後に #S04 に加入することが決定しました!
契約期間は2022年6月30日までです🤝 #Uth2022 pic.twitter.com/PmZxYFUziM— FCシャルケ04 (@s04_jp) January 9, 2018
シャルケのマネージャーを務めるクリスチャン・ハイデル氏は「現在ドイツ人の中でもっとも得点力を持ったFW。夏にはさらに我々のオフェンス陣の選手層が増すよ。獲得できてとてもうれしいね」とコメント。
また、ウートは「正しい次のステップだと思う。新しい挑戦を心待ちにしているよ。それまではホッフェンハイムで目標を達成できるように集中して、力の限りを尽くすよ」と述べている。
一方、「当然ながら、我々としてはマルクとの延長を希望していた」と語ったホッフェンハイムのアレクサンダー・ローゼンSD(スポーツディレクター)は、「しかし彼から合意を得られることはなかった」と言葉を続けた。
ウートは今シーズン、レヴァークーゼンのFWケヴィン・フォラントと並んでドイツ人トップの9得点をマーク。ブンデス全体でみれば、バイエルンのポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキ、ドルトムントのガボン代表FWピエール・エメリク・オーバメヤン、そしてアウクスブルクのアイスランド代表FWアルフレズ・フィンボガソンに次ぐ、4番目の得点を重ねており、契約が今シーズンいっぱいまでだったことからも、その去就に注目が集まっていた。
ケルンでユース時代を過ごした身長185センチの左利きFWは、2015年にヘーレンフェーンからホッフェンハイムに移籍。ここまでリーグ戦63試合に出場し、24得点6アシストをマークしており、シャルケのみならず、ボルシアMGやドルトムントからの関心が伝えられていた。
By kicker日本語版