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GK離脱が続くバイエルン、レヴァークーゼン守護神の引き抜きを否定「誤報だ」

2017.12.11

レヴァークーゼンの守護神レノ。バイエルンは獲得を否定した [写真]=Bongarts/Getty Images

 バイエルンは11日、レヴァークーゼンに所属するドイツ代表GKベルント・レノ獲得の報道を否定した。ドイツ誌『kicker』日本語版が伝えた。

 現在、守護神の同代表GKマヌエル・ノイアーが足の骨折で長期離脱を強いられているバイエルン。8日に敵地で行われたブンデスリーガ第15節のフランクフルト戦では、ノイアーの代役を務めるドイツ人GKスヴェン・ウルライヒも、開始直前に内転筋に軽傷を負ったことで急きょ欠場となった。その代わりに9月に現役復帰した同GKトム・シュターケが、先発出場する事態へと陥っていた。

 そんな中、ドイツ紙『ビルト』は、バイエルンが今冬にもレノの獲得に関心を抱いていると報道。しかしバイエルン側は、11日にクラブ公式にてこれを「誤報だ」と一蹴した。

 発表のなかでスポーツディレクターを務めるハサン・サリハミジッチ氏は、現在のGK陣について「非常に満足している」ことを強調。むしろこの報道に対して法的手段も辞さない考えを示している。

 2011年にシュトゥットガルトからレヴァークーゼンに加入したレノは、ドイツ人GKレネ・アドラーの負傷離脱で巡ってきたチャンスを活かしてそのまま定位置確保に成功。25歳という若さながら、ここまでブンデスリーガ215試合に出場し、ドイツ代表にも選出されている。

 ちなみに、そのシュトゥットガルト時代に正GKを務めていたのが、現在バイエルンでノイアーの代役を務めるウルライヒ。今シーズン、レノは第15節までフル出場をつづけ、『kicker』採点平均は3.04をマークしている。

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