シャルケに所属するMFマイヤー [写真]=TF-Images via Getty Images
技巧派のドリブラーから、汗かき役のボランチに転向したドイツ代表MFマックス・マイヤー。ボランチの位置に定着すると、シャルケの成績は一気に上向いた。
ボランチに転向する際、マイヤーにはお手本にしている選手がいたという。ドイツ紙『ビルト』に対し、「まだまだ勉強することがいっぱいある。チャンピオンズリーグの試合では、特に学べることがたくさんある。僕は常にベストな選手に注目しているんだ」とコメント。
それはパリ・サンジェルマン(PSG)に所属するイタリア代表MFマルコ・ヴェラッティだという。「僕にとって、センターハーフのベストプレーヤーはPSGのマルコ・ヴェラッティなんだ。だから、彼のプレーは何度もビデオで研究しているよ」とスムーズなポジションチェンジの秘密を明かした。
さらに、成功の要因として、今シーズンから指揮を執るドメニコ・テデスコ監督の理解が大きかったようだ。「僕は、これまでもボランチとしてプレーするイメージはできていたんだ。でも、これまでの監督はそれを実行してくれる勇気が無かった。テデスコ監督には、その勇気があったということさ。彼はとても優れた監督で、僕らを成長に導いてくれる」と指揮官の手腕に満足している。
マイヤーはこれまで移籍を示唆することもあったが、テデスコ監督のもとで考えにも変化が起きているようだ。「移籍のことには、今のところ考えが及ばないな。それに、これまで『出ていきたい』だなんて、ハッキリ言ったこともないよ」と契約延長への含みを持たせている。
今シーズンのシャルケでは、持ち前のテクニックを活かしたキープ力を武器にチームの舵取り役となったマックス・マイヤーに注目だ。
By サッカーキング編集部
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