バイエルンに所属するロッベン [写真]=Anadolu Agency/Getty Images
直接対決を前にして、バイエルンの元オランダ代表FWアリエン・ロッベンがライバルクラブについて言及した。不調に苦しんでいるとはいえ、変わらずドルトムントを警戒している。ドイツ紙『ビルト』が伝えた。
ユップ・ハインケス監督復帰以降、公式戦6連勝を飾り、復活を遂げたバイエルン。前節には、リーグ戦3試合未勝利のドルトムントを抜いて首位浮上を果たした。4日に行われるブンデスリーガ第11節では、直接対決に臨む。
大一番を前にロッベンは、「僕らにとって重要なのは、1試合、1試合戦うこと。ピッチ上では全てが起こりうる。ドルトムントが高いクオリティを備えているのは明らかだ。彼らの調子が良ければ、難しい試合になる」と相変わらずライバルを警戒している。
そして「ドルトムントは今シーズンの最後までバイエルンの最大のライバルだ」と優勝争いを予想している。「ライプツィヒも相変わらず、上位に食い込んできている。ヨーロッパの舞台でどうなるかは、様子を見てみないとね」。
また、現在リーグ戦首位という状況については、ロッベン自身も未だに驚いているようだ。「監督が僕らのパフォーマンスにまだ満足していないのは当然のこと。でも、この1、2週間でやってのけたことは大きな進歩だ。もし3週間前に、僕らが首位に立つだなんて聞いたら、『そんなのは無理に決まっているよ』と答えていたはずだよ。でも、僕らは今、首位にいる。それは嬉しいけれど、まだまだ良くなるよ」とハインケス監督のもとでのチームの変化と成長を強調している。
このままバイエルンの独走となるか、ドルトムントが食い下がるのか…。リーグの行方を左右する4日のビックマッチに、ドイツ中の関心が寄せられている。