デュッセルドルフが破竹の5連勝を飾った [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ2部第11節が20日に行われ、FW宇佐美貴史が所属するデュッセルドルフはホームでダルムシュタットと対戦した。宇佐美は3試合ぶり、移籍後2度目の先発出場となった。
4連勝中のデュッセルドルフは開始わずか2分に最初のチャンスを先制点につなげた。右CKでキッカーの宇佐美がボールを入れ、ニアのオリヴァー・フィンクが頭で後方に送ると、ファーのエミル・クヨヴィッチがヘディングで押し込み、先制に成功した。
15分には、右サイドのヤン・ツィマーがクロスを上げると、ファーでフリーの宇佐美が右足ダイレクトボレーを放つが、惜しくも左ポストに直撃。さらに、こぼれ球を拾った宇佐美が絶妙なクロスを入れるが、ベニト・ラマンのヘディングシュートはわずかにクロスバー上に外れた。
攻勢を続けるデュッセルドルフは27分、右サイドからのFKで宇佐美がボールを送り、ファーのアンドレ・ホフマンが頭で合わせるが、わずかに枠の右に外れる。だが30分、ダルムシュタットに一瞬の隙を突かれる。高い位置でボールを奪われると、エリア内に抜け出したヤン・ローゼンタールにシュートを許すが、これは枠を外れて難を逃れた。
1点リードのまま折り返したデュッセルドルフは68分、左サイドでパスを受けた宇佐美が中央へパスを送ると、エリア手前のフロリアン・ノイハウスがミドルシュートで狙うが、これは相手GKの好セーブに阻まれる。
なかなかチャンスを作れないデュッセルドルフは74分、ラマンとクヨヴィッチを下げて、DFユリアン・シャウエルテとFWロウヴェン・ヘニングスを投入。直後の76分、宇佐美がエリア手前でフリーのチャンスを迎えるが、最後のボールタッチが大きくなり、シュートまで持ち込めなかった。80分、宇佐美が交代となり、ニコ・ギーセルマンが送り出された。
試合はこのままタイムアップ。デュッセルドルフがホームで1-0の勝利を収め、5連勝で首位をキープした。
デュッセルドルフは次節、30日に敵地でボーフムと対戦。ダルムシュタットは28日にホルシュタイン・キールをホームに迎える。
【得点者】
1-0 2分 エミル・クヨヴィッチ(デュッセルドルフ)
By サッカーキング編集部
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