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開幕4連敗のケルン、大迫は守備で奮闘も…地元紙「攻撃はうまくいかず」

2017.09.19

ドルトムント戦では守備に追われることとなった大迫勇也(中央) [写真]=Bundesliga/DFL via Getty Images

 ブンデスリーガ第4節は15日から17日にかけて各地で行われ、17日の試合では日本代表FW大迫勇也ケルンが同MF香川真司の所属するドルトムントとアウェイで対戦。0-5と惨敗し、開幕4連敗を喫した。

 リーグ戦では3試合連続で先発メンバーに名を連ねた大迫は中盤でプレー。64分に交代するまで守備に追われた。香川は出番がなかった。

 ケルンの地元紙『EXPRESS』がDF2人に最低点「6」をつけるなど、チーム全体が厳しい採点となった一戦。大迫も守備で奮闘した点は評価されたが、本来の役目である攻撃ができなかった点を指摘されている。

 また、日本代表MF長谷部誠とMF鎌田大地のフランクフルトは16日の試合でアウクスブルクをホームに迎えたが、1-2で競り負けた。ケガから復帰の長谷部は先発メンバーに名を連ね、フル出場。鎌田はベンチ外だった。

 長谷部はリベロではなく、久々に中盤の底でプレー。しかし裏目に出た形で、地元紙は「リベロの方がチームにとっては力になる」と分析した。

 次節はミッドウイーク開催(19日、20日)となり、ケルンフランクフルトと、ドルトムントはアウェイで日本代表DF酒井高徳のハンブルガーSVと20日に対戦する。

 両選手の採点と寸評は以下の通り。

大迫勇也
対ドルトムント(0-5●)先発出場、64分交代
『Koelner Stadt-Anzeiger』
採点:「4.5」
寸評:「ドルトムントボールになると、中盤ですさまじい運動量をこなした。攻撃では影響を与えられなかった」

『EXPRESS』
採点:「5」
寸評:「不慣れな守備を担った。懸命に動いたが、攻撃の方はうまくいかなかった」

長谷部誠
対アウクスブルク(1-2●)フル出場
『Frankfurter Rundschau』
採点:「Schwachelnd」(低調/5点相当)
寸評:「上々の立ち上がりで、試合の組み立てを試みていた。しかし、それが実ることはなく、驚くほど多くのパスミスを犯し、まごつきが目についた。3バックのリベロの方がチームにとっては力になる」

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