2013年からシャルケでプレーするゴレツカ [写真]=Bongarts/Getty Images
現在シャルケに所属するナンバー1スター選手の確保に向けて、クラブ側は前例にない破格のオファーを用意している模様だ。ドイツ誌『kicker』日本語版が18日に伝えた。
昨シーズンまでのシャルケで、もっとも高額なサラリーを得ていた選手は、チームの得点王としてけん引し続けたオランダ代表FWクラース・ヤン・フンテラールの年俸700万ユーロ(約9億3000万円)だった。
しかし、そのフンテラールは退団。人件費の削減を進めているシャルケでは、そのほかにもドイツ代表DFベネディクト・ヘーヴェデスが少なくともユヴェントスへのレンタル移籍中の1年間はサラリーが発生せず、さらに400万ユーロ(約5億3000万円)を得ていたドイツ人MFシドニー・サムもチームを後にしている。
だが、シャルケが未来の主将として期待しているドイツ代表MFレオン・ゴレツカに対しては、バイエルンなどビッグクラブからの関心も寄せられているため、年俸1000万ユーロ(約13億3000万円)を用意して確保しようとしている模様。これはクラブ史上最高の金額だ。
なお、シャルケの人件費は現在のところ、総額5000万〜8000万ユーロ(約67億〜106億円)にまで減少。平均年俸は200万ユーロ(約2億7000万円)となり、現在最も高額なサラリーを得ているのはアルゼンチン人FWフランコ・ディ・サントと、ウクライナ代表MFイェウヘン・コノプリャンカの400万ユーロという状況になっている。