今夏にフランクフルトに移籍した鎌田大地 [写真]=Bongarts/Getty Images
フランクフルトのMF鎌田大地が6日に行われたプレシーズンマッチで移籍後初ゴールを決めた。
フランクフルトは同日にシーズン開幕イベントを行い、親善試合でFSVフランクフルトと対戦した。先発した鎌田は7分、アイメン・バルコクが放ったシュートのこぼれ球をペナルティエリア内中央で押し込み、先制点を獲得。今夏にサガン鳥栖から移籍した鎌田は新天地で初ゴールとなった。
さらに鎌田は21分、ハーフウェイライン付近で相手ボールをカットし、リターンパスを受けると、すぐに前を向いて前線に優しい浮き球スルーパスを供給。これをブラニミル・フルゴタが決めて、追加点となった。
はやくも1ゴール1アシストの鎌田は後半の47分にも、エリア内左でダニー・ダ・コスタからのクロスを頭で折り返し、レナト・ダダショフのゴールを演出。全3得点に絡む1ゴール2アシストとなった。
1ゴール2アシストと絶好調な #鎌田 選手!💪
まだまだゴールにアシスト期待してますよ!😊#SGE #FrankfurterJungs pic.twitter.com/CF5LBBMkHS— Eintracht Frankfurt (@eintracht_jp) August 6, 2017
フランクフルトは65分にマックス・ベスシュコフがPKを決めて4-0。72分に右CKから失点したが、81分には再び鎌田が追加点をお膳立て。ロングパスに反応した鎌田がエリア内でGKとの競り合いに勝ち、ボールを落とすと、ルカ・ヨヴィッチが右足シュートを沈めた。
その後、再びFSVに1点を返されたが、そのままフランクフルトが5-2で勝利を収めた。鎌田は1ゴール3アシストの大活躍で勝利に貢献し、アピールに成功。なお、日本代表MF長谷部誠はベンチ入りしたが、出番はなかった。
プレシーズンマッチ最後の試合を勝利で飾ったフランクフルトは、12日に行われるDFBポカール1回戦のエアントブリュック(4部)戦でシーズン最初の公式戦を迎える。