ホッフェンハイムの躍進を支えるナーゲルスマン監督 [写真]=DFL via Getty Images
ホッフェンハイムは9日、ユリアン・ナーゲルスマン監督との契約を、さらに2年間延長することに成功した。29歳の若き指揮官は2021年までの契約にサイン。さらにマネージャーのアレクサンダー・ローゼン氏も2020年まで延長している。ドイツ誌『kicker』日本語版が伝えた。
Vertrag VERLÄNGERT! Nagelsmann (bis 2021) und Rosen (bis 2020) bleiben langfristig bei der #tsg. Mehr 👉 https://t.co/i2ZXNq65up. pic.twitter.com/FiU2ocfycx
— TSG 1899 Hoffenheim (@achtzehn99) June 9, 2017
ペーター・ゲルリヒCEO(最高経営責任者)は「ユリアンとアレックスはその力量、忍耐力、先見性、そして粘り強さでホッフェンハイムを見事に飛躍させてくれた」と称賛。「限られた資金力のなかで、見ていて心地よい勇猛果敢な攻撃サッカーを展開し、欧州の舞台への切符をつかんでいる。これは何よりも彼らの手腕によるところにほかならない」と続けた。
2016年2月に、当時2部降格の危機に瀕していたクラブにブンデス史上最年少指揮官として就任したナーゲルスマン監督は、その年に見事に安全圏内でフィニッシュさせると、今シーズンには前年度2位ドルトムントと激しい3位争いを演じ、最終的には4位でチャンピオンズリーグ(CL)プレーオフへの出場権を獲得。来シーズン、ホッフェンハイムはクラブ史上初めて、欧州の舞台へと立つ。
そんな同監督にはドルトムントやバイエルンの指揮官候補としても名前が浮上していたが、今回の延長にあたり「大きな意欲とワクワク感を感じているよ」と喜びを語っている。
さらにホッフェンハイムはナーゲルスマン監督と二人三脚でチームを作り上げてきた、マネージャーのローゼン氏とも延長。来シーズンからはドイツ代表にてスポーツディレクターを務めていたハンジ・フリック氏を代表取締役へと迎え入れ、3人体制でさらなるクラブの飛躍を目指すという。