加入1年目で信頼を勝ち取ったデンベレ [写真]=Bongarts/Getty Images
日本代表MF香川真司が所属するドルトムントのフランス代表MFウスマン・デンベレについて、来シーズン限りでの退団が噂されている。6日付けのイギリス紙『デイリーメール』が報じた。
今シーズンはじめにドルトムントへ加入したデンベレ。レンヌ所属時代にリーグ・アンの年間若手選手賞に輝いた同選手は、新人ながら堂々としたプレーを見せ、1年目にして公式戦49試合の出場を果たしている。
同紙によると、デンベレは来シーズン終了後にドルトムントを退団する可能性が高いようだ。同選手は次のステージに上がるタイミングを考えており、移籍先候補にはバルセロナが挙げられている。また、決断には良好な関係だったトーマス・トゥヘル監督の退任も影響しているという。
ドルトムントはここ数年、チームを牽引するプレーヤーの流失が相次いでいる。ライバルであるバイエルンからポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキやドイツ代表DFマッツ・フンメルスが引き抜かれ、ドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンやアルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアンも他国へと渡った。瞬く間に周囲の信頼を勝ち取ったデンベレについても、ステップアップの時が近づいているのかもしれない。