起用に応える逆転弾をマークした武藤 Bundesliga/DFL via Getty Images
ブンデスリーガ第33節が13日に行われ、武藤嘉紀が所属するマインツと日本代表MF長谷部誠が所属するフランクフルトが対戦した。武藤はベンチスタート。負傷中の長谷部はメンバー外となっている。
マインツのペースで試合が進む中、42分にスコアが動く。エリア内でアイメン・バルコクのフィードを受けたブラニミル・フルゴタが左足を振り抜き、フランクフルトが先制。前半はフランクフルトの1点リードで折り返す。
追いかけるマインツは後半開始から武藤を投入する。しかし50分、フランクフルトはタレブ・タワサのクロスをフルゴタが頭で合わせる。一度はGKヤニク・フートが防いたが、こぼれ球をハリス・セフェロヴィッチが押し込み、リードを2点に広げる。
マインツは60分、抜け出したジョン・コルドバが右足を振り抜き、1点を返す。さらにその直後の62分には、セットプレーのチャンスを得ると、シュテファン・ベルの叩きつけたヘディングシュートが決まり、3分間で試合を振り出しに戻す。
そして迎えた76分、マインツは後半から出場の武藤がヘディングでネットを揺らし、ついにマインツが逆転に成功する。武藤は今シーズン5得点目となった。さらに後半アディショナルタイムには武藤がエリア内で倒されてPKを獲得。このPKをパブロ・デ・ブラシスが落ち着いて流し込み、さらにリードを広げる。
試合は4-2で終了。マインツが逆転勝利を収め、自動降格を回避した。
次節、マインツはアウェイで日本代表FW大迫勇也が所属するケルンと、フランクフルトはホームでライプツィヒと対戦する。
【得点者】
0-1 42分 ブラニミル・フルゴタ(フランクフルト)
0-2 50分 ハリス・セフェロヴィッチ(フランクフルト)
1-2 60分 ジョン・コルドバ(マインツ)
2-2 62分 シュテファン・ベル(マインツ)
3-2 76分 武藤嘉紀(マインツ)
4-2 90+2分 パブロ・デ・ブラシス(マインツ)
By サッカーキング編集部
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