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今季4点目の武藤にマインツ最高タイ評価…酒井高には酷評、最低点

2017.05.02

今季4得点目を挙げたマインツの武藤嘉紀(左)と、大敗を喫したハンブルガーSVの酒井高徳(右) [写真]=Bongarts/Getty Images

 ブンデスリーガ第31節が4月28日から30日にかけて各地で行われ、FW武藤嘉紀が所属するマインツは、29日にホームでボルシアMGと対戦。1-2と敗れ、3試合ぶりの黒星を喫した。順位も14位に後退。昇降格プレーオフ出場の16位ハンブルガーSVと勝ち点で並んでおり、厳しい残留争いが続いている。

 1トップに入った武藤は4試合連続のフル出場。0-2で迎えた89分には今シーズン4得点目となるゴールを挙げたが、マインツの反撃は1点にとどまった。地元紙『Allgemeine Zeitung』は敗戦という結果を受け、試合後の採点では最高点が「3」と全体的に低調なものとなった(ドイツ紙の採点は最高1点、最低6点)。

 チーム最高点の「3」がついた3選手のうちの一人が武藤で、寸評も「この日本人選手は懸命にプレーしていたが、サイドからボールがほとんど入ってこなかったため、孤立することが多々あった。89分にはゴールを決め、その後に同点弾も決めたはずだったが、オフサイドの判定により認められなかった」と、ポジティブな内容。チーム最高タイの評価を受ける根拠となった理由が並んだ。

 また30日の試合では、日本代表FW宇佐美貴史のアウクスブルクと同DF酒井高徳ハンブルガーSVの、残留を争うチーム同士が直接対決。アウクスブルクが4-0と大勝し、16位から13位に浮上。一方、ハンブルガーSVは16位に転落した。宇佐美はベンチ入りメンバーから外れ、酒井は5戦連続のフル出場だった。

 ドイツのスポーツサイト『Sportal.de』は酒井に単独ワーストとなる「6」をつけた。理由となったのが、酒井が全失点に絡んでしまったこと。寸評では、失点につながったプレーを事細かに再現され、厳しい論調で非難されている。

「HSV(ハンブルガーSV)キャプテンの出来は壊滅的だった。先制点を奪われた場面では(ゴールを決めたハリル)アルティントップをつかまえられず、2失点目は遅れたうえに真ん中を空けてしまった。後半は左サイドバックに入ったが、そこでも簡単にクロスを許して3点目を奪われた。さらに4失点目でも(アシストを決めたフィリップ)マックスに出し抜かれた。この試合のことは忘れるしかない!」

 7日に行われる次節では、ハンブルガーSVマインツが残留争いの直接対決に挑む。

By サッカーキング編集部

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